法学部11チームがゼミ対抗プレゼン大会
捕鯨問題や米軍基地の移設などテーマに研究成果を紹介

141217-2-1.jpg  141217-4-1.jpg 

 

 12月17日、名古屋キャンパスで、第2回法学部ゼミ対抗プレゼン大会が開催されました。今年度から、会場を500人収容の清明ホールに変え、愛知ゼミ、石川ゼミ、大原ゼミ、小坂田ゼミ、加藤ゼミ、京ゼミ、杉島ゼミ、土井ゼミ、檜山ゼミ、古川ゼミから計11チームが出場し、各専門分野の研究内容についてプレゼンを行いました。今年度は昨年度に比べ、出場ゼミの数が多く、民法・刑法など法律のテーマを始めとし、捕鯨問題や米軍基地の移設などの時事問題まで、幅広いテーマでのプレゼン大会となり、新たな知識を得られる場にもなりました。各ゼミでは、半年以上前からテーマ決めや、資料集めなどの準備を始め、1ヶ月前には週に3日ほど集まり最終確認や質疑応答への対応等を詰め、本番に臨みました。

 幹事会は、各ゼミの代表者と有志で構成され、大会運営を勤めました。昨年度より多くのゼミが参加したことから、決められた時間内でのスムーズな大会運営が課題となりました。そのため、司会の進行や発表の流れなどを入念にリハーサルし、本番では当初の予定通りに進行することができました。また幹事会では、広報活動を積極的に行うなど、法学部の活動を発信できるような大会を目指して取り組みました。

 当日は、各ゼミが半年間準備してきた研究の成果を発表しました。その結果、優勝は捕鯨問題をテーマとした小坂田ゼミ、準優勝は法哲学をテーマとした土井ゼミ、3位に少年法をテーマとした愛知ゼミが入賞を果たしました。客席では熱心にメモを取る学生も多く、積極的に学ぶ姿勢がうかがえました。審査員の先生方の講評でも、各ゼミのメッセージ性やパワーポイントの見易さ、プレゼン全体の表現力など、その質の高さを評価していただきました。

 このプレゼン大会を通して、当日の発表や内容だけでなく、準備段階から、専門機関よりデータや資料を送っていただいたり、着ぐるみを貸していただく交渉など、これから社会に出ていくにあたって強みとなる経験をすることができました。

 なお今年度は、採点基準に「質問ボーナス点」を設け、質疑応答時に質問をしたゼミに点を付与する制度を実施しました。この制度によって、質疑応答に対する学生の積極的な参加を実現しました。今後は、この制度をルール化し、採点に反映出来るようにしていきたいです。

 第2回の開催でしたが、清明ホールという大きな会場で開催することができ、他学部の学生を含む多くの聴講を実現することが出来ました。大会の運営は大変でしたが、1つのものを作り上げていく楽しさを味わうことが出来ました。アンケートでは「質の高いプレゼンを聴くことが出来てとても刺激になった」「来年度は自分も参加してみたい」といった学生の声もあり、この大会が、法学部の伝統として続いていって欲しいと思います。

(法学部ゼミ対抗プレゼン大会幹事会 伊藤 羽未乃、黒田 佳那)

141217-3-1.jpg  141217-1-1.jpg 

2015/01/15

  • 記事を共有