総合政策学部桑原プロジェクト研究が「学生発⇒豊田市まちづくり提案」で豊田JC(青年会議所)賞
「災害に強いまち豊田~地域で育む防災力~」を提案

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公開プレゼンテーションで発表 ポスターセッション

 私たち桑原プロジェクト研究チームは、「学生発⇒豊田市まちづくり提案」に参加し、豊田市の“ミライのフツー”を提案しました。

 報告テーマは「災害に強いまち豊田~地域で育む防災力~」です。東日本大震災では行政自体が被災し「公助の限界」となり、今後は、自分の地域は自分で守る「共助」が重要となります。そこで着目したのが、普段から地域密着の活動・訓練を行い、災害時には地域の先頭に立って活動を行う「消防団」です。

 しかし、消防団員の人数は年々減少しており、継続して消防団員を確保することが急務であると考え、特に若者に着目した政策提案を行いました。高校生を対象とした消防クラブである「青年消防クラブの設立」、大学生が消防団へ入団する契機となる「大学生の消防団体験」、さらに引退した消防団を活かすために「消防団OB・OGの活躍の場の提供」の3つの政策を提案しました。

 政策提案に向け、豊田市の住民の方にアンケート調査を行ったり、豊田市消防本部消防団担当の方に何度もヒアリングをお願いし、消防団の現状や課題、やりがいなどをお聞きし、提案内容についてもご指摘やアドバイスなどをいただきました。

 11月26日に行われた報告会では、豊田JC(青年会議所)賞を頂くことができました。豊田市のミライを考えることで私たちのミライを考える、とてもいい機会となりました。この経験をこれからも活かしていきたいと思います。

(総合政策学部 桑原プロジェクト研究4年 神谷明里)

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2014/11/28

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