宮川ゼミが産官学連携で商品開発、11月1日から販売
特産品(松阪茶、松阪産大豆のきな粉)使った『まつさかあられ』

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 総合政策学部・宮川プロジェクト研究(ゼミ、指導教授:宮川正裕)が、松阪市、㈱風味堂との産官学連携による商品開発プロジェクトに取り組み、地元の特産品を生かした商品『MATSUSAKA ARARE(まつさかあられ)』が完成。11月1日から販売を開始する。

 コンセプトは「和洋折衷の新感覚あられスイーツ」。おかきに松阪茶をまぶした「松阪キャラメル味」、メープルシロップ地に松阪産大豆のきな粉をまぶした「メープルきなこ」の2種類があり、いずれも上品な甘みと松阪特産品の香りと味わいを楽しめる。価格は300 円(税別)。㈱風味堂直営店、松阪交流物産館、ベルファームなどで販売される。11月5-7日には、本学名古屋キャンパス3号館生協前で、宮川ゼミ生が対面販売を行う。 

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 完成を記念して10月30日、宮川ゼミ(宮川教授と学生代表3人)、田中宏幸・㈱風味堂専務が、山中光茂・松阪市長に商品の特徴などの報告を行った。会場の松阪市役所・市長応接室には、マスコミ5社も訪れた。   

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山中市長

 
 山中市長は「4月17日に、中京大学総合政策学部の社会人基礎力育成講座の講師として特別授業を行った時、『私たちが松阪市のためにできることはないですか』と宮川ゼミ生に囲まれた。それがきっかけで、今回の産学官連携プロジェクトがスタートした」と挨拶。商品を試食しながら「美味しい。市役所でも贈答用で使わせてもらいたい」と感想を述べた。

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 左から戸松さん、志賀さん、小林さん

 

 リーダーの志賀直人さん(3年)は「ケースのデザインは松阪もめん地をあしらった。若者向けに透明で、持ち運び安い大きさと形のカップ、食べきりサイズにした」と、こだわりを話した。戸松正旭さんと小林桃子さん(3年)は「販売目標は4,000個。今後は、販路の開拓を一層がんばりたい」と力強く語った。

 

 

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市長を囲んで記念撮影 宮川教授(右から2番目) 田中㈱風味堂専務(左から1番目)

2014/10/31

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