Apple Storeで国際英語学部森山ゼミ生が英語でプレゼンテーション
プログラミングを題材に論理的な発想身に付ける

 7月15日にApple Store, Nagoya Sakaeで、森山ゼミ生9人が英語でプレゼンテーションを行いました。2年前から続いているこのイベントは今回で第5回目です。学生、主婦、企業や社会人の方など約20人のお客様が告知を見てわざわざ足を運んでくださったり、店内で足を止めてくださいました。

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 今回のトピックは森山先生の提案により、「プログラミングについて」発表することになりました。人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える「プログラミング」を手段とし、「無意識に行っている作業の言語化」を行い、「論理的な発想」を身につけるということを目的に取り組みました。

 普通のプレゼンテーションと違い、ものを形にし、それを観客と共有するという面で従来行ってきたプレゼンテーションとは違いがあり、わたしたちにとっては大きなチャレンジでした。3ヶ月という短い期間の中で、コンピュータが思い通りに動いてくれないことに苦戦しながら、アプリケーションを作りあげました。

 私たちはプログラミングをすることを通して2つのことを学びました。1つ目は普段使っている言葉の不明慮さです。日本語という文化は「1を伝えて10できる」という考え方を持っており、相手の意図を察することで全てを理解します。しかし、英語の文化では逆で「10を伝えて10できる」というのが基本になり、明確に伝えないと全てを理解してもらえないのです。わたしたちは日々、英語を学んでいますが、その時に、いかに明確に話すことが大切なのかを知ることが出来ました。

 2つ目は、複雑な問題を自分自身で解決する能力です。何か大きな問題に直面したとき、それを小さな部品のように分解し、一つずつ解決していく、これはプログラミングの手術と同じです。全体から部分へ、そして解決という発想が、これからの普段の生活、留学、就職活動又、何かを学習していく上で大切なのだと感じています。

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(国際英語学部3年 河方美咲)

2014/10/06

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