情報理工学部生が情報処理学会全国大会で学生奨励賞をW受賞
学生セッションで発表した中から優秀な賞に贈呈

Twitterにおけるツイートの関連性可視化シスム 真撮影における構図決定支援システム ~E-cose~
※画像をクリックすると詳細ページをご覧頂けます


 情報理工学部情報システム工学科4年の芝田圭佑さん(共同執筆者・開発者:小川貢平さん、藤井友紀子さん)と、角野杏早比さん(共同執筆者・開発者:太田祐揮さん、志津野之也さん、原大輔さん)が、情報処理学会 第76回全国大会 (3月11日~13日、東京電機大学)で、学生奨励賞を受賞しました。芝田さんと角野さんは、ともに濱川研究室に所属(担当:濱川礼教授)。

 芝田さんは「Twitterにおけるツイートの関連性可視化シスム」、角野さんは 「写真撮影における構図決定支援システム ~E-cose~」のテーマで発表しました。

 学生奨励賞とは、大会のローカルアワードとして学生セッションで発表された学生会員の中から座長裁量で優秀な発表に対して贈呈される賞です。

 一般社団法人情報処理学会 全国大会 学生奨励賞のホームページ


◆学生奨励賞 「Twitterにおけるツイートの関連性可視化シスム」
 受賞者:芝田圭佑 共同執筆者・開発者:小川貢平、藤井友紀子

受賞シーン

 発表内容はユーザが興味を持ったツイートの関連性を可視化するシステムの開発とその評価です。近年情報の入手が容易になり、膨大な数のニュースを目にするようになりました。特にSNSでは話題の移り変わりが激しく、一見しては情報源とユーザに影響された情報とが区別できません。  

 そのため、独自に情報源と話題の移り変わりを一目で分かりやすく表示する方法を開発しました。本システムを用いることで、意見の違い、話題の移り変わり、話題の規模などそのツイートに関連した情報を提供することができます。

・座長からの受賞理由

 事前に論文を読み、本日のプレゼンテーションの結果と合わせて選んだ。本研究はアイデアが面白く、またシステムを評価まできちんと行って考察していた。

共同執筆者と

 


◆学生奨励賞 「写真撮影における構図決定支援システム ~E-cose~」
 受賞者:角野杏早比 共同執筆者・開発者:太田祐揮、志津野之也、原大輔

受賞シーン

 発表内容は写真撮影時に被写体にあった、適切な構図の決定を支援するシステム『E-cose』の開発とその評価です。

 デジタルカメラの普及に伴い誰でも写真を撮影する機会が増え,撮影した写真の完成度が撮影者自身の技量に左右されるようになってきました。 しかし多くのユーザには,写真撮影に関する知識が少なく,魅力的な写真を撮影することは困難です。

 本システムは、写真撮影時にシステムが被写体と背景を認識し,適した構図決定(三分割構図や日の丸構図等)を自動で行い、ユーザはその構図に合わせて撮影することで魅力的な写真を撮影することが可能になります。

・座長からの受賞理由
 発表のスタイル、プレゼンテーションが良かった。デモも気合いが入っていた。研究テーマも面白くカメラの構図は今後大事なテーマになりうる。

共同執筆者と

2014/03/20

  • 記事を共有