名古屋証券取引所主催「株式投資コンテスト」で経営学部チームが3位入賞
企業を深く分析し戦略提案も

表彰される永石ゼミ生

3位入賞の経営学部2年永石ゼミ生

 

 今回、経営学科の永石信ゼミと矢部謙介ゼミは、名古屋証券取引所主催で行われた株式投資コンテストに参加しました。このコンテストは、仮想的に1人300万円を元手として、約2か月間内に、実際の名古屋証券所に上場している株式銘柄を対象にバーチャルな株式売買を名古屋証券取引所のホームページ上で行い、最終的に300万円の元手をどれだけ増やせたかを競うものです。

 その日の株価が確定した17時から、日をまたいで8時までが株の売買をできる時間となります。コンテストは1人で戦う個人戦と、学生限定チーム戦と2種類ありましたが、私たちは学生のチーム戦に、メンバー5人でエントリーしました。メンバー5人の総額1,500万円を最終的に2,700万円ほどまで増やすことができたため、53チーム中3位となり、入賞することができました。

 株についての知識がなく、どこの銘柄がよいのかなど、何もわかっていなかった中、チーム全員で話し合いながらどこを購入するべきか決めることができた結果だと考えています。3位に入ることができたため、名古屋証券取引所の本社で行われたコンテストの表彰式に出席し、ほかの入賞者の方との情報交換や、どのような戦略で進めたのかなどディスカッションもすることができ、良い経験を得られたと思っています。

入賞した永石ゼミ生

 また、株式投資コンテストという良い機会を最大限に活用するため、永石先生の提案の元、購入を考えた企業について深く分析し、その企業の5か年戦略について考え、対象の企業に訪問し、戦略提案をさせていただきました。私たちが選んだのは、広告業界の企業でしたが、5年後には経常利益率を何%アップさせるために、企業が保有しているクーポンサイトをこのように変えるべきだというような提案をしました。自分たちのプランには客観性と、その戦略を実行する理由がかけていたのではないかと考えています。

 実際の株式取引では行うことができないので、非常に良い経験を得ることができました。名証の担当者の方には「コンテストを最大限活用し、企業分析を深く行っていただき、ありがたいです」という言葉もいただきました。今回の株式投資コンテスト、企業分析、戦略提案という経験を自信にできるよう、今後のゼミナール活動に励みたいと思います。

(経営学部2年 永石ゼミ 小森 慎司、野村 小百合、前田 悠花、丹羽 ますみ、土本 健士郎)

 

2014/02/17

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