現代社会学部大友ゼミ生20人が「おいでん踊り」で審査員
大賞に「愛故に・・・O-teamのカーテンコール」連、「中京大賞」も表彰

 大友ゼミ生
大友ゼミ生

 6月22日土曜日、豊田市の保見団地にて「保見においでんまつり」が開催されました。

 私たち現代社会学部の大友ゼミ2年生5人、3年生15人の20人は、運営として会場設営や、駐車場の整備等に汗を流しました。また、まつりのメインイベントでもある「おいでん踊り」に審査員として参加させていただきました。

 集計作業

 保見団地には、ブラジルからの移民の方が居住しており、住民全体の4割程を占めています。住民間での問題(騒音、ごみのポイ捨てなど)や、団地全体で高齢化が進んだことが原因で、祭りを開催するにも人が集まらない状況にありました。学生が参加すれば、若い住民も祭りに参加するのではないかと考え、私たちが祭りの運営をさせていただきました。祭り自体も、サンバを踊ったり、フィッシュバーガーやケバブなどのブラジルの飲食物が販売されていたりと、異国感あふれるものでした。

 「おいでん踊り」の審査では、どのおどり連も個性的で順位付けするのは大変でしたが、衣装がユニークで息の合った踊りが印象的だった「愛故に・・・O-teamのカーテンコール」連を大賞に選ばせて頂きました。中京大賞として、運営スタッフの投票で4位に決まった地元の幼稚園~小学校低学年の子たちのおどり連「プチ・ぽとふ」を表彰しました。

 保見団地の方と一ヶ月前から週に一回、保見団地の集会場で交流を深めながら話を進めてきました。

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 保見団地のような高齢化や移民の方が多い地域は、良好なコミュニティの形成はとても難しいものだと感じましたが、地域コミュニティを主に学んでいる私達たちにとって、文化交流の催しである今回の祭りに携れたことは、大きな刺激となりました。地域行事、祭り開催までの会議など、ひとつの地域に携わり、コミュニティ形成するにあたって問題や特色が見えるいい経験になりました。

(現代社会学部大友ゼミ3年 高井真子)

2013/07/03

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