●プラン名「規格外野菜を使用した、野菜のバラエティパック『ベジバラ』」【佳作】
上地一成（4年）、植原成美（3年）、石川香澄　廣田桃子（2年）

　「ベジバラ」とは、市場規格に当てはまらなかった規格外野菜を農家から集め、週に一度、定期的に新鮮な旬の野菜が消費者の家に届くものです。農家が本来廃棄するはずの野菜を使用するため、農家から安価で仕入れることが出来、消費者に格安で提供することが可能です。

　私たちは、このプランを提案するにあたり実際に愛知県田原市の農家まで片道2時間かけて訪れ、農家にインタビュー調査を行いました。事実、規格外野菜は約9割の農家で排出され、そのほとんどが廃棄処分になっているそうです。しかし、規格外野菜は見た目や大きさが市場規格に当てはまらないだけであり、味には何の問題もありません。このような現状を知り、早急に解決が求められる問題であると再確認しました。農家の方に、「このプランでは日本の深刻化している環境問題に貢献することが出来る」というお言葉も頂くことが出来、大きな自信となりました。

　私たちは、農家を訪れることで実際に直面している環境問題を詳しく知ることが出来、とても参考になりました。ネット上のデータに頼るだけではなく、自分の足を使って動くことが何より大切なのだと学ぶことが出来ました。

（総合政策学部3年　植原　成美）