●プラン名「サポートハウス」【佳作】
柳澤翔士(3年)、加藤みどり(4年)、稲垣絵覧・木村美月(2年)

 私達は、住宅購入検討者(以下ユーザー)が自らマイホームの3D設計を行い、建設業者の営業の方と商談のお話を円滑に進めるようにするWEB上でのサポート事業を提案しました。

サポートハウス

 現状は、ユーザーが住宅を購入する際、建設業者の営業の方にユーザーが建てたい理想の家を口頭で説明するのには限度があり、営業の方に思い通りに伝えるのは困難だという課題がありました。営業の方もユーザーの理想の家を汲み取りたいけれど汲み取れないことに頭を抱えていました。

 そこで私達は、両者の問題を解決するプラン「サポートハウス」を提案しました。既存の3D設計ソフト差別化するため、付加価値を付けました。ユーザーがどの建設業者を選んだらいいかわからないことを解決するためにオススメの建設業者を提示したり、3D設計後、各建設業者の営業の方と商談の予約をサポートハウス内で行うことで、住宅購入までの一連の流れをサポート出来る様にしました。

 このプランに至るまで名古屋市内の3ヶ所住宅展示場に計8回足を運びました。展示場内にある各建設業者の営業の方1人ひとりに私達のプランを説明し、アドバイスを頂くことで実現性を高めていきました。また、ユーザーにもアンケート調査を行い、双方のニーズを掴むことが出来ました。

 私がこのプランを通して感じたことは、チーム内だけで話を進めるのではなく、潜在的なニーズを掴むためには、実際にその場所まで足を運ぶことが大切だと実感しました。また、プランが行き詰まり道が閉ざされたとしてもそこから這い上がる力も身に付きました。今回学んだことを就職活動で生かしたいと思います。

(総合政策学部3年 柳澤 翔士) 

 

サポートハウス

2012/12/18

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