メディア科の学部生・大学院生チームが審査員特別賞
こどものためのワークショップ博覧会「Kids Workshop Award」

情報理工学部情報メディア工学科と情報科学研究科メディア科学専攻の学生チームが審査員特別賞受賞

 NPO法人CANVASが主催する「こどものためのワークショップ博覧会ワークショップコレクション7」が2月26・27日に開かれ、情報理工学部情報メディア工学科と情報科学研究科メディア科学専攻の学生チームが参加し、「第2回Kids Workshop Award 」で審査員特別賞を受賞しました。同ワークショップは、子どもたちが普段はできないようなさまざまな体験をすることで、創造性や表現性をかきたてるイベントです。

■「魔法の言葉フリクタル☆フラクタル」

 ワークショップを体験してきた子ども達一人一人の異なる感動を共有する場を提案しました。

「魔法の言葉フリクタル☆フラクタル」
「魔法の言葉フリクタル☆フラクタル」

 ワークショップコレクションには約80のブースがあり、他のワークショップを体験した子どもが「楽しかった」「面白かった」などの率直な気持ちを、「魔法の言葉フリクタル☆フラクタル」で体を使って表現してもらいました。表現方法として、フラクタルの木を用いました。x-boxのキネクトを使って、スクリーンに映る自分の姿を見ながらポーズを決め、それが木の形になります。木を生やすプログラムにはフラクタル構造を使っているので、手や足の角度が少しちがうだけで全くちがう形や色の木ができ、魔法の言葉と決められたポーズをすると木が成長して森になっていくという体験でした。

■審査員特別賞を受賞して

 ワークショップコレクションには今回で4度目の参加になります。毎年、違うメンバーで企画・実践を行ってきました。今回取り組む際には、企画・空間デザイン、プログラマー、ポスターデザインなど…メンバーそれぞれの得意分野や特色がそこに生かされていて、このメンバーだからこそ完成したワークショップだったのではないかと感じました。今回、審査員特別賞を受賞し、このように私達のワークショップを評価していただいて、今までの成果が形になったことをとても嬉しく思います。また結果が出せたのも、様々な方にアドバイスいただいたおかげです。ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。

(宮田研究室修士1年 三嶋 亜由美)

2011/04/07

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