国際教養学部の2年生6人がドイツ・マールブルク大学で留学
1セメスター(1学期間)、語学研修プログラムを受ける

  国際教養学部の2年生93人が2010年8月―2011年1月、ドイツ(マールブルク大)、フランス(レンヌ第二大)、スペイン(サラゴサ大)、ロシア(サンクト・ペテルブルグ大)、中国(上海大、蘇州大)の5カ国に分かれ留学した。演習科目「海外課題研究」による留学で、1セメスター(1学期間)、提携先大学の語学研修プログラムを受けた。

  ドイツに留学したのは6人。マールブルク大学で、他国からの留学生とともにドイツ語を学んだ。

 

■「ドイツに留学して」 国際教養学部2年 岡本 早紀子

  海外留学も、寮での一人暮らしも初めての経験だった私は、不安な気持ちを抱えたままドイツへ出発しました。が、そんな不安は気がつくとすぐになくなっていました。もちろん、最初から不自由なく暮らしていたわけではありません。文法はある程度理解しているつもりでも聞きとりの力不足から学校で先生やクラスの仲間が言ったことを理解できず、落ち込んだこともありました。しかし、知っている単語を並べてでも言いたいことを伝えようと努力したり、仲間とわからないことを教えあったり、一緒に宿題をしたり、いつの間にかドイツに来たばかりの時は出来なかったことをしている自分に気がつきました。駅や銀行、郵便局や寮の手続きなど、最初はなんて言ったらいいのか戸惑ってしまって、うまく伝えられなかったことも、自分1人で解決できるようになっていました。また、寮では、仲間と話しながら一緒に料理をしたり、ご飯を食べたり普段の生活でも常にドイツ語に触れることができ、自分の語学力を向上させるのに、本当にいい環境でした。マールブルクは学生の町と言われるほど本当に多くの学生が住んでいてたくさんのドイツの方や留学生と触れ合うことができ、今でも連絡を取り合うような仲間も出来ました。この4カ月間、とても充実した留学生活を送れたのは、ドイツで出来たたくさんの友達のおかげです。

  また留学の時期がちょうどドイツのオクトーバフェストやクリスマスアドヴェントの開催される時期と重なったこともよかったです。ドイツで出来た友達と各地を旅行しながらドイツの文化にじかに触れることが出来、貴重な体験が出来ました。もっと語学力を磨き、またドイツに行きたいと思えるとても楽しく充実した留学でした。

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2011/02/09

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