西田絵美さん(メディア4)の研究が奨励賞を受賞
「大学発ベンチャービジネスプラン」学生ビジネスアイデア部門

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  名古屋市と財団法人名古屋都市産業振興公社 名古屋市新事業支援センターが主催する「大学発ベンチャービジネスプラン」の学生ビジネスアイデア部門に、情報理工学部情報メディア工学科の西田絵美(4年)が研究テーマ「商標デザイン案の自動生成システム」を応募し、43作品の応募の中、上位3位までに与えられる奨励賞を受賞した。授賞式は1月15日に名古屋市東区のメルパルク名古屋で開かれ、応募プランの内容を地元の業界人に披露した。

 

■受賞したビジネスプラン
  私が提案したプランは、商標を考案するのに必要な「ネーミング」と「ロゴデザイン」をコンピュータ処理で行い、名称やロゴを自動生成するシステムである。「ネーミング」では造語法および姓名判断、「ロゴデザイン」では文字のイラスト化、文字のバランスおよびタイプ・マークの配置の三つの指標を用いて、総当たり法により、その良し悪しを評価できる。また、インターネット向けサービスパッケージSaaSを導入することにより多様な料金体系でのサービスが提供でき、多額のコストや時間をかけずに本サービスを利用することが可能となる。

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■奨励賞を受賞して
  今回の発表に向けて、新事業支援センターの長谷川伸一さん、宿澤直正さん、春田隆一郎さんらと関わり合いを持てたこと、周りの方からのサポートを得ながら、自分のアイデアを形にしていくことができたことは、自分にとって貴重な経験となった。今回の受賞を励みに、社会に出てからも様々なことに対して積極的にチャレンジしていこうと思う。
  このような賞を受賞できたことは、宮崎慎也教授、山田雅之准教授、遠藤守准教授、中貴俊助手、そして最初から最後までサポートをして下さった名古屋大学大学院生の浦正広さん(2005年メディア科学科卒)のおかげであり、心から感謝している。

(情報理工学部メディア工学科4年・西田 絵美)

2010/01/25

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