総合政策学部の実践科目「フィールドワーク」で新商品を提案
企業の協力を得て『きなこもちまん』として商品化

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企業の方々にプレゼンテーションする学生たち


  総合政策学部の学生たちが考案したきなこと餅を使ったスチーマー商品をベースに作られた『きなこもちまん』が、12月30日から全国のサークルKとサンクスで販売されている。定価90円。
  総合政策学部は2007年度秋学期、産学連携による実践科目として専門科目「フィールドワーク」を開講。学生たちは10チームに分かれ、コンビニで販売するスチーマー商品の企画、開発、販売戦略などを半年間かけて練り、協力企業(リクルート、井村屋製菓、サークルKサンクス)にプレゼンテーションした。誰にでも好まれ、今までにない商品としてH班が提案したきなこと餅を使った企画が選ばれ、『きなこもちまん』として販売されている。

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H班のメンバー7人


●フィールドワークで学んだ「チームの一体感」
  ~H班リーダー 数藤 由香(4年)~
 
  商品を企画するフィールドワークの授業は、短時間での課題提出、チームとしてまとまらない話し合いなど、苦難の連続だった。それを乗り越え、最終的にはチーム全体が1つの目標に向かった。
  フィールドワークを通して、チームで仕事をする時は自分とメンバーの強み、弱みを理解した上で自分の役割を考えること、つまり自分のポジションを確立することの大切さを学んだ。強みが生かせられれば自信につながり、弱みはみんなでフォローしていけばいい。こうして「チームの一体感」が生まれる。この経験は、社会人になり、会社に入ったときに役立つと思う。
  ご協力いただいた企業の方々、先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。この授業は、私たちを大きく成長させてくれた。

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「きなこもちまん」を紹介した
サークルK、サンクスの販促ツール


●H班のメンバー
4年‥‥五十嵐 友一、岩田 瞬、佐藤 望、数藤 由香
3年‥‥成田 亘、森島 聖恵、横地 佳奈子

2009/01/09

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