加藤良将さん(情報科学博士3)がワークショップを開催
「小学生にモノづくりの面白さや大切さを知って欲しい」

情報科学研究科博士課程3年の加藤良将さんが、小学生対象の『LEDを使ったレトロアニメーション制作体験ワークショップ』を8月24日と26日に豊田市生涯学習センターで、9月15日には名古屋市短歌会館で開いた。
加藤さんは小学生にモノづくりの面白さや大切さ、完成した時の達成感を味わってもらうためにワークショップを企画。大学院で芸術と科学技術を併せ持つ作品づくりの研究をしていることから、アニメーション再生装置の制作を考案した。
制作過程で半田付けなど簡単な科学技術を使う工夫も施しており、装置が完成し無事に映像が映ると、子供たちから歓声が上がった。3日間で20人の子供たちが参加し、「次はサッカーゲームを作ってみたい」「夏休みの自由研究にぴったり」などと感想が寄せられ、好評だった。
ワークショップは6月27日、(独)科学技術振興機構・地域科学技術理解増進活動推進事業地域活動支援に採択され、募集にかかわる費用や材料費などについて、活動支援費が支給された。

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アニメーション再生装置の作り方を説明する加藤さん(右)

2008/09/29

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