また、ペア種目で2位に入ったのは三浦璃来選手(木下グループ、スポーツ科学部3年)と木原龍一選手(同、2014年度スポーツ科学部卒)でした。
鍵山選手は、冒頭から4回転ジャンプを立て続けに成功させ、2年ぶり3度目の銀メダル獲得となりました。また、今季は木原選手の怪我の影響で "りくりゅう"ペアは昨年に続く大会2連覇とはなりませんでしたが、フリーでは自己ベストを更新しました。
女子シングルに出場した吉田陽菜選手(木下アカデミー、中京大中京高校3年)は初出場で8位入賞を果たしました。
©共同通信社
]]>一般社団法人大学スポーツ協会(通称UNIVAS:ユニバス)主催「UNIVAS AWARDS 2023-24」の表彰式が3月11日、東京都・品川インターシティホールで開催され、本学が2部門で「優秀賞」を受賞しました。
UNIVAS AWARDSは競技成績だけではなく、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげ、当協会の理念の体現に貢献をした学生アスリートやスポーツに関わる学生、OB・OG、指導者、団体を選出し、大学スポーツ全体の活性化に繋げることを目的としています。今回は、全国の加盟大学・競技団体より13部門に対し合計154件の応募が寄せられ、本学は個人で1部門、団体で1部門が「優秀賞」を受賞しました。
本学が受賞した優秀賞の各部門は次の通りです。
受賞者:女子ソフトボール部 部長・監督 二瓶雄樹氏
チームを過去3度の日本一に導き、文部科学大臣杯でも上位の成績を多く収めています。指導面では、選手の個性を最大限活かすため、必要となる人材の能力を明確に示すというマネジメント方法を実践し、競技力向上を図っています。2018年からはJICAと連携し、アフリカ・ボツワナでのソフトボールを通した青少年育成活動を行い、部員と一緒に指導や親善試合などを実施。普及・振興や青少年育成活動に尽力すると共に、参加した学生の育成に寄与しました。
受賞団体:スポーツ振興部「中京大学スポーツの魅力」を発信!フォトコンテスト開催
スポーツ振興部では、スポーツに関心のある人を増やすための企画を継続的に検討しています。今回は「中京大学スポーツの魅力」というテーマでフォトコンテストをSNS上で実施しました。スポーツを今までとは異なる視点で取り上げることで、普段スポーツに関わりのない層へのアプローチを試みました。結果として在学生や卒業生、教職員を含め174件もの応募があり、様々な層が中京大学のスポーツに興味・関心を持つきっかけとなりました。
表彰式の様子は以下のURLよりご覧いただけます。
]]>三好健斗さん(工学部4年・CVSLab.青木研究室所属)は、3月4日、5日に開催された「動的画像処理実利用化ワークショップDIA2024」で研究奨励賞を受賞しました。発表タイトルは「欠陥の特徴量に基づく外観検査DNN(Deep Neural Network)のための潜在空間における軸選択」。
DIA(Dynamic Image processing for real Application)ワークショップは、マシンビジョン/コンピュータビジョン分野における画像処理の実利用に関わる研究・開発の発表、討議、情報交換の場として、20年にわたり毎年日本各地で開催されています。DIA2024は過去最多の95件の発表がありました。研究奨励賞は、35歳までの優れた若手研究者に授与されます。
近年、DNN(Deep Neural Network)による外観検査の自動化への期待が高まっているが、実運用においては判定理由が不明確であり、実際の検査基準・項目に則る判定とならないことが問題となる場合がある。本研究では、DNNの特徴空間において判定に用いる特徴を精査し、規格・基準に基づく検査を可能とする特徴選択手法を提案する。具体的には、検査規格・基準に係る面積や濃度等の欠陥特徴を制御して生成した人工検査画像を良品学習済みのDNNに入力し、算出される異常度が瑕疵の程度に対応するように遺伝的アルゴリズム(GA: Genetic Algorithms)を用いて特徴空間を最適化する。実際の精密金属部品を用いた実験により、提案手法の有効性を確認した。
私の所属する研究室では、数年前からAIを用いた外観検査の課題である説明性を改善する研究を行ってきました。私は、学部2年の夏から共同研究グループに参画し、研究に注力してきました。初めての筆頭での学会発表でこのような賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。今まで、ご助言等賜りました青木先生、研究グループの方々、研究室の皆様に感謝いたします。
この研究は、セイコーフューチャークリエーションさまとの産学共同研究として実施しています。製品の外観検査をAI・画像処理技術を用いて自動化する試みですが、特にAIの判定理由を明確化する点に注力しています。三好さんは特に、AIの判定理由を人が分かる基準に変換して表現する方法を開発しました。三好さんは今春エンジニアとして研究室を巣立っていきますが、自ら花道を飾ってくれました。三好さん、おめでとう!!
]]>中京大学晴地舞は2月24日に行われた、中馬のおひなさんに出演しました。
前日まで雨でしたが、たくさんの方が足を運んでくださいました。来場いただいた皆様に元気とパワーを届けました。今後も地域を盛り上げられるよう精進していきたいと思います。
]]> 中京大学晴地舞は2月12日、名古屋金城ふ頭アリーナで開催された「名古屋セントラルゲームズハーフタイムイベント」に出演しました。
大きな会場で『昴燁』を披露することができ、貴重な経験となりました。観客の方々に晴地舞のパワー溢れる演舞を届けることができました。
中京大学2023年度卒業式が3月19日、Niterra 日本特殊陶業市民会館(フォレストホール)で行われ、学部生2699人、大学院生77人が晴れの日を迎えました。卒業式は午前・午後の二部制で実施し、webでのライブ配信も行われました。
4年ぶりに通常開催となった卒業式。2023年度の学部卒業生たちは、新型コロナウイルスの世界的な流行がピークを迎えた2020年度に入学した学生たちです。感染拡大防止の観点から、当時、会場で入学式を実施することができず、オンライン授業で大学生活がスタートするなど、多大なる影響を受けました。梅村清英学長は式辞で「感染拡大を防止して学生と教職員の安全を最優先するためさまざまな措置をとりましたが、入学したばかりの皆さんにとっては、さぞかし不安が大きく悔しかったことでしょう」と当時を振り返りました。そのうえで「皆さん一人一人が、多くの先輩たちも経験したことのない逆境にくじけることなく、しっかりと中京大生としての本分を貫き通してくれたことを嬉しく思います」と学生たちの努力を称えました。
卒業式では大学院、学部各代表学生への卒業証書の授与や、学業や課外活動などで優秀な成績を修めた学生へ各賞が贈られました。また、吹奏楽団や混声合唱団も式典をいっそう華やかにしていました。
学長の式辞をうけ、各部では卒業生の代表がそれぞれ大学生活への想いと感謝を込めた謝辞が述べられました。
式典終了後は、IBTF世界バトントワーリング選手権大会準優勝の北村涼乃選手(経営学部)、 FISU冬季ワールドユニバーシティーゲームズ優勝の山本草太選手(スポーツ科学部)が、それぞれメディアの取材を受けました。
北村選手は「競技と学業の両立ができたのは、ゼミ教員の井関先生の支えがあってこそ。先生には感謝の気持ちでいっぱいです」と恩師への感謝を語りました。卒業後はアスリートとして日本、そして世界のトップをめざす傍ら、「バトントワーリングを、もっとたくさんの人に知っていただくために頑張りたいです」と今後の目標を語りました。
山本選手は「朝が苦手なので、1限目の授業はちょっと大変でした」とユーモアあふれる回答。大学時代に印象に残っている試合を聞かれ「シニアの大会で思うように結果が出せていなかったので、2022年のグランプリファイナルで銀メダルがとれたのは、自分にとって大きな転機になったと思います」と振り返りました。2年後に迫る五輪出場については「前回の五輪は、自分にとってまだまだ遠い存在でした。次の五輪は目標と呼べる距離まで来た手ごたえがあります」と意気込みを語りました。
※一部抜粋
第一部代表・伊藤文佳さん(国際学部)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、留学という大きな目標が遠のく中で勉強の意欲を保つことは、困難なことでした。しかし、画面越しに仲間たちと励まし合い、協力し合うことで、オンライン留学という形で留学プログラムに参加することが叶いました。さまざまな国籍の学生と議論をし、プレゼンテーションを作り、会話をしたことは、留学に参加した多くの国際学部生にとって、貴重な経験となったはずです。これから先、私たちはそれぞれの新たな道へと進みます。その道のりは決して平坦なものではなく、時に大きな困難に直面すると思います。だからこそ、コロナ禍の大学生活で得た学びや経験、そして沢山の思い出が私たちの心の片隅にあることを、忘れないようにしたいと思います。
第二部代表・山本あいかさん(工学部)
1年次の前半は自分の想像していた大学生活とは大きく異なったものでした。日常の全てが変わってしまったような生活の中、画面越しに聞こえる先生方や同級生の声に自分を奮い立たせる毎日でした。初めての対面授業は緊張しましたが、最初の授業で話しかけてくれた同級生が今ではかけがえのない存在となりました。4月からは、私はこの土地と親元を離れ新しい生活がはじまります。不安に感じることもあります。しかし、辛いことがあっても大学生活で得た知識と経験を活かして、乗り越えていきたいと思います。そして、1日でも早く自立した大人になれるように精進していきたいです。
日経万博HP『NIKKEI未来社会共創ENGINE』「2025/未来社会デザイン」のサイトはこちら
]]> 中京大学と名古屋中小企業投資育成株式会社は3月18日、連携・協力に関する協定を締結し、記者会見を行いました。これは、教育、研究をはじめとする多様な分野で相互に連携・協力し、相互の人的・知的資源の交流を図り、地域社会及び地元中堅中小企業の一層の発展と活性化及び人材育成に資することを目的としています。名古屋キャンパスで行われた締結式には、中京大学の梅村清英学長、名古屋中小企業投資育成株式会社の山本亜土代表取締役社長がそれぞれあいさつしました。
梅村学長は「この締結を機に、地域社会及び中堅中小企業の一層の発展と活性化および人材育成を推進していきたいと思います。特に、震災のあった北陸地方への就職を促進することは、重要な取り組みであると捉えています」と語りました。
山本代表取締役社長は「少子化がますます進む日本において、中堅中小企業にとっては、いかにして人材を採用するか、その人材を育てていくかが大きな課題となっていきます。弊社にとって、初めてとなる大学との協定締結となりました」と述べました。
今後の連携事業について、大森達也副学長から震災復興に資する北陸地方への就職を促進することや、低年次学生へのキャリアサポート体制を強化するなどの説明がありました。
(写真左から)梅村学長、山本代表取締役社長
]]> 出口舞さん(総合政策学部3年)と日田晴登さん(心理学部3年)は3月16日、第28回日本体力医学会東海地方学術集会にて研究発表を行いました。同学会は、分子生物学から疫学までさまざまな手法を駆使し公衆衛生を通じた国民の健康、医療における身体活動・運動の重要性、また競技スポーツを通じて人類の可能性を究める取り組みを支えることを目的にしています。
今回、2人が発表した演題は、出口さん「前日の高脂肪食摂取が翌日の血圧や血管硬化度、エネルギー代謝に与える影響」、日田さん「前日の高脂肪食摂取が翌日の主観的心理指標および筋パワー発揮に及ぼす影響」です。これは「発展ゼミⅡ(健康科学)」(担当:森嶋琢真准教授(教養教育研究院))の授業で行った実験の成果をまとめたものです。出口さんは前日に高脂肪食を摂取すると翌日には収縮期血圧が上昇すること(高血圧のリスクが高まること)、日田さんは前日に高脂肪食を摂取するとその日の睡眠の質が悪くなったり、翌日の気分や体調が悪化すること(うつ病や認知症のリスクが高まること)を報告しました。
学会発表は通常、大学院生以上が行うものであり、学部3年生での学会発表は極めて稀です。学生たちは、発表も質疑応答も堂々と行っており、他大学の先生方からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
(写真左から)日田さん、出口さん
]]>キャンパス内の美化や節電など、省エネ活動への意識を持ってもらうための活動「エコウィーク」を、7月18日から21日、12月13日から20日にかけて豊田キャンパスで実施しました。エコサークル「エコアクション」の学生たちは、学内でペットボトルキャップの回収作業を実施し、3月13日、回収業者に引き渡しました。回収したペットボトルキャップは、NPO法人「世界の子供にワクチンを日本委員会(JCV)」に引き渡すことで、ペットボトルキャップを原料とする製造企業から得る収益を元に、ユニセフから発展途上国の子どもにワクチンを提供します。今年度は、ペットボトルキャップ13㎏を引き渡し、6.5人分のワクチン提供に貢献しました。ペットボトルキャップはリサイクル資源として回収することで、ゴミの減少や環境汚染防止にもつながります。
思ったよりもゴミが廊下の端に落ちていたり、丸まったレシート用紙が落ちていたりしました。エコアクションとして、ゴミが落ちていないか注意を払い、ゴミが落ちていれば回収してキャンパス内の美化に努めたいと思います。
スポーツ科学部4年 清水 涼太
自習している学生がいたときに、教室全体ではなく必要な所のみ照明を付けていて、節電の意識を感じました。
スポーツ科学部4年 高村 尚志
空き教室を使用している人の中で照明を使用していない教室があり、省エネに気を付けていると思いました。今回の活動を通して、一人でも多くの人が省エネについて意識していただけると嬉しいです。
工学部3年 馬場 建亘
教室の照明は、前中後に分けて電気を点けることができるため、自習など少人数で利用するときは必要なところのみ点けるよう心掛けることが大切だと感じました。一人一人が取り組むことでさらなる省エネ効果が期待できると思います。
現代社会学部3年 石田 綾香
]]>2023年度の体育会活動で功績のあった団体や個人を表彰する体育会功労賞授賞式が3月14日、豊田キャンパスで開催されました。受賞したのは、第58回全日本大学女子ソフトボール選手権大会で優勝した女子ソフトボール部をはじめとした12団体と、世界大会や国内の主要大会で活躍した個人84人でした。受賞者やクラブの指導者約130人が参加し、髙橋繁浩体育会長から表彰状が授与されました。また、全体育会学生の中で優秀な学業成績を収めた選手3人には体育会長賞が、功労賞受賞者の中で最も優秀な学業成績を収めた選手1人には体育会功労賞特別賞が授与されました。
水泳部 廣下菜月さん(個人の部代表)
女子ソフトボール部 成瀬結衣さん(団体の部代表)
準硬式野球部 白井景悟さん(体育会功労賞特別賞)
授賞式の冒頭には、梅村義久副学長及び髙橋繁浩体育会長が、受賞者に対して「皆さんの素晴らしいご活躍、誠におめでとうございます。梅村学園の創立100周年、中京大学の開学70周年という節目の年に建学の精神「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」や四大綱を体現された結果です。今後の活躍も祈念しています」と祝福の言葉を述べました。
髙橋会長のあいさつ
授賞式の最後には参加者全員で学歌を斉唱し、式典が締めくくられました。
2023年度体育会功労賞 各賞受賞者一覧はこちら
]]>アメリカンフットボール部は3月9日、「EAGLES CLINIC」を実施しました。EAGLES CLINICは、県内外の高校生を対象にアメフト部の学生が技術を指導するイベントです。アメリカンフットボールは、怪我のリスクが課題とされる一方で、国内における指導者の不足も深刻な問題となっています。特に高校レベルでは、この指導者不足が顕著であり、コロナの影響が追い打ちをかける形で、県内の高校では多くのアメフト部の活動存続が問われています。そこで、次世代の選手たちに、アメリカンフットボールの正しい知識と技術を伝えることを目的として、同イベントが開催されました。
熱い気持ちを持った中学生・高校生約60人が県内外から集まり、アメフト部の学生たちはポジション別に丁寧に指導しました。また、選手だけでなく、マネージャーやトレーナーを務める大学生も参加し、高校生たちにテーピングの方法を教えていました。大学生の熱意ある指導と参加した中高生の気勢で、活気に満ちあふれたた時間となりました。
参加した高校生からは、「普段あまり意識していない基礎的なプレーやスキルが、実はとても大切だということが分かりました」「明るい先輩たちがいて楽しくできました」「足運びなど、普段聞けない細かい技術を分かりやすく指導をしてもらいました」といった声が聞かれました。高校生たちは学んだ技術を後輩に伝え、優れたチームを築くために活用したいとの意欲を示しました。大学生からは、「教える難しさを学びました」「指導を通じて、練習やプレーを言語化することで、これまでの感覚的な理解を整理でき、自分たちの成長につながったと思います」といったコメントがありました。
アメリカンフットボール部ヘッドコーチである大橋誠氏は「活気のあるCLINICになりよかったと思います。コーチを行う側としての新たな視点を経験したことも選手たちにとって有意義な機会でした。高校生プレイヤーの増加に貢献できたら幸いです」とコメントしました。
取材 広報課 学生広報スタッフ
文・写真:松下 萌(現代社会学部3年)
]]>