「日韓学生交流会」開催 -韓国大学生訪日団が名古屋キャンパスを訪問-

韓国大学生訪日団第1・2団40人が7月3日、中京大学名古屋キャンパスを訪問し「日韓学生交流会」が開催された。

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交流会の様子(安村学長挨拶)

 これは韓国全土から選抜された大学生80人が、テーマ「日本の伝統・文化と地域活性化を探る」のもと、東京近郊・地方での学校訪問や伝統文化体験、愛知県と和歌山県でのホームステイ等を通じて対日理解を深めることを目的としている。

 安村仁志学長は挨拶で「中京大学の建学の精神は学術とスポーツの真剣味の殿堂たれです。これをわかりやすくするために4つのモットーを掲げています(ルールを守る・ベストを尽くす・チームワークをつくる・相手に敬意を持つ)。この4つは、スポーツのためだけではなく世界が平和に生きていくためにも非常に重要な4つだと考えています。本日は学生同士仲良く有意義な時間を過ごしていただければと思います」と話した。

 また訪日団団長の国立国際教育院チョ・ヨンギ氏は「韓国の学生は日本にとても関心があり、中京大学の施設や講義を聴くことは日本の文化について学ぶことに大きく役立つことだと思います。訪問を通じて、両国の大学の交流の場がもっと広がることを願っています」と述べた。

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訪日団団長チョ・ヨンギ氏 訪日団学生代表チョン・ジナさん

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記念品贈呈

 訪日団学生代表のチョン・ジナさんは「本日の交流だけで終わるのではなくこれからも持続的につながることを努力することが大切だと思います。この訪問を通じてお互いに知らなかったことを理解する意義ある場にしたいです」と話した。

 交流会は名古屋キャンパスの施設見学や学食「プレジール」での食事、グループディスカッションでは韓国学生、中京学生がグループになり、SNS等の普及による日韓文化交流の新たな可能性や夢中になっていることなどを話し合うなど交流を深めた。

 韓国大学生訪日団は本学以外にも企業訪問や文化体験なども行っており、6月27日から7月6日まで滞在する。

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食事会の様子(プレジール)

2017/07/05

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