CFP資格審査試験に現役学生15人合格、一級FP技能士試験は6人合格

 2016年度のCFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)資格審査試験に現役学生が15人合格した。また一級FP(ファイナンシャル・プランナー)技能士試験に6人が合格した。(2017111日現在)

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 資格講座を受ける学生

 

 CFP資格は1972年にアメリカで創設されたファイナンシャル・プランナー資格で、日本ファイナンシャル・プランナー協会が実施している民間資格。試験は6課目からなり、全課目合格後研修を修了し3年の実務経験、もしくは相当の研修後申請することにより取得することができる。

 CFP資格審査試験は通常2級FPなどの資格を持ち、実務経験のある社会人が対象となる試験で全課目合格率は7~8%程度と難関。一級FP技能士と並んで難しいとされる。国内の資格保有者は2万人に過ぎない。

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 中京大学の過去の合格者は2012年の16人が最高で、2016年度は15人と2番目の合格者数となった。また2016年度含む累積合格者数は70人となった。

 中京大学合格者の90%以上が金融、証券、保険、不動産などの関連業界に就職している。

 一級FP技能士試験にも6人が合格し、こちらは累積合格者数39人となった。

 資格センター担当の津谷圭一部長は「CFP資格審査試験、一級FP技能士試験ともに合格者の多くは30代以降の実務経験者。2016年度の2回のCFP資格審査試験の内訳をみても、学生の申込者は主婦を含めて10%ほどにすぎず、また20代の合格者の20%ほどが中京大学の学生。よく健闘してくれたと思います。ここ数年低迷していたので再チャレンジなどを促すなどの細かいフォローが功を奏したと思います」と語った。

2017/01/12

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