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中京大OBの原晋・青山学院大陸上部監督、豊田キャンパスで講演

 中京大学体育学部OBで箱根駅伝2連覇を果たした青山学院大学陸上競技部監督の原晋さんが11月4日、豊田キャンパス4号館411教室で講演した。スポーツ科学部学術講演会の「より良い組織作りがより良い人材を育てる~覚悟と挑戦~」と題して行われ、夕方5時半開演にもかかわらず、学生を中心に満席の400人余りが詰めかけ、耳を傾けた。

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              講演する原監督

 原さんは、1988年度卒業。現役時代は陸上競技部の長距離選手としてインカレ5000㍍3位入賞の実績があり、卒業後は出身地の企業で競技部のある中国電力に入社した。しかし、「自分の不注意から」右足首を故障し、5年目に退部に追い込まれた。勤務も本社から別の部署に移り、これまで経験したことのない営業職に。だがここで、同社上位5人に数えられる営業マンとして会社に認められた。その頑張りが、知人を介して青山学院大の指導者の道につながった。

 しかし、2004年に監督就任したころは、33年間、箱根駅伝本大会から遠ざかっている弱小チームだった。就任5年目に箱根への出場を果たすと、常連校の一角に名を連ねた。そして2015年の第91回大会に念願の初優勝を遂げた。そして今年の正月には第1区から最後まで一度も首位を譲ることなく、2連覇を果たした。その歴史をどのように辿ったのかを、映像を使いながら原さん独特の語り口で聴衆を引き付けた。

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       原監督の話を真剣に聴く学生たち

 普通の会社員だった原さんが、11年間地道に実績を積み上げて箱根優勝を勝ち取った裏側にはなにがあったのか。学生たちに上意下達で最も大切な「規則正しい生活」を教え、チームの一体感のため「1年から4年まで一緒に食事をとり、寮の掃除も全員でやること」を植え付けた。それが学生たちだけでできるようになると、チーム力も向上し、現在では「監督は一歩引いた」状況にあるという。この変遷の光と影をステージ1から4として分かりやすく説明した。そして成し遂げる七つのポイントとして「10年間、自分の思いを持ち続けること」「負けたことを悔しいと思い続けること」「常に本質を追い求めること」などを挙げ、「最後には何とかなるさと思うこと」と締めくくり、大きな拍手を浴びた。

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         学生たちに拍手で送られる原監督
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(2016/11/05)

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