リオ五輪銅メダルの松田丈志選手、初出場の長谷川純矢選手が首脳に報告

 リオデジャネイロ・オリンピックに競泳の日本代表として出場した松田丈志選手(2008年度体育学修士修了)と長谷川純矢選手(15年度スポーツ科卒)が9月28日、高橋繁浩水泳部監督(スポーツ科学部長)とともに梅村学園本部を訪ね、梅村清英総長・理事長、安村仁志学長らにリオ五輪の報告をした。

 

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 梅村総長・理事長の話を聞く松田選手、長谷川選手

 梅村総長・理事長は、「感動をありがとうございました」と笑顔で両選手を迎えた。リオが4回目の五輪となった松田選手は〈競泳の華〉でもある800㍍リレーで銅メダルを獲得し、日本チームとして同種目東京大会以来52年ぶりの表彰台に上った。2008年北京大会と12年ロンドン大会の200㍍バタフライで銅メダルを、ロンドンではさらに400㍍メドレーリレーで同種目日本チームとして初めての銀メダルを獲得しており、今回で3大会連続4個目のメダル獲得という快挙を成し遂げた。一方、長谷川選手は五輪初出場で決勝進出はならなかった。


 松田選手が「力を合わせてリレーでメダルが取れたのは良かった」と銅メダルを披露すると、「本物は重いですね」などと順に手に取り、五輪メダルの感触を楽しんだ。「(メダルは)もう多くの人たちに手に触れていただきました」と松田選手も笑顔を見せ、「これで選手としてやり尽くしました。やるだけやったという感じです。先の岩手国体を最後に現役を終えました」と引退の報告も合わせて行った。これに対し、梅村総長・理事長は「子供のころから(久世)コーチと二人三脚でやってこられた姿をテレビでも拝見して感動で涙が出ました。ご苦労様でした」とねぎらった。

 また、長谷川選手は「いろいろな方にサポートされてオリンピックに参加することができました。結果は満足いくものではありませんでしたが、これがオリンピックなのかと、さまざまな経験をさせてもらいました」と述べ、隣で松田選手が「東京大会の時も現役でいられるのはうらやましい」と話すと、長谷川選手はぐっと頷き、次への意欲を感じさせた。

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長谷川選手(右4番目)松田選手(右3番目)と学園首脳ら


2016/09/28

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