現代社会学部の学生が立ち会う
期日前投票開始と同日に選挙BOXも設置

 参議院議員選挙の期日前投票所が7月6日から8日までの3日間、豊田キャンパス9号館に設けられた。前回(2016年2月4日)大学構内としては東海3県で初めて設置された豊田市長選の期日前投票以来、2回目となる。

 初日、現代社会学部松谷満准教授のゼミ生の中村繁希さん(4年)が投票管理者、青木一弥さん(3年)と三浦希望さん(2年)立会人として起用され、期日前投票を手伝った。

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(左から)三浦さん、中村さん、青木さん 学生が投票する様子


 午前10時、中村さんの「ただ今より投票を開始します」という合図とともに投票を開始した。

 投票に来ていた現代社会学部1年の田中峻さんは不在者投票で投票し、「初めての選挙だが、大学にあることで来やすい。便利だと思います」と話した。

 また愛知県選挙管理委員会が行う選挙BOXが愛知県内の9大学に置かれ、中京大学豊田キャンパス19号館にも期日前投票が開始する同日に設置された。選挙BOXは新有権者を含む若者層へ投票日の周知と投票への参加の呼びかけの目的で県選管が実施するイベント。名前と年齢を書いたアンケートをBOX内に投函すると、投函者の名前入り特製チラシ(SKE48松井珠理奈さんからのメッセージ入りオリジナル選挙フライヤー)がプリントアウトされる。

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フライヤーをもらった学生


 イベントに参加した学生からは「初めてこういうイベント(選挙BOX)を知りました。面白いと思う」「選挙に行くきっかけとなります」と感想を話していた。先着20人には清き一票という形で米俵(1合分)が配布され、もらった学生は嬉しそうだった。

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選挙BOXの前にて


 

 

 豊田キャンパスは遠方から来る学生も多く、不在者投票の準備を事前にしておらず投票することができなかった学生や、他市町の投票権を持ってくる学生も数人いた。

 立ち会った学生は「学校や選管で選挙方法に関する知識を増やしてほしい。知識のある学生が投票し、若者票が増えれば若者に対しての政策が増えると思う」と語った。

 初日の期日前投票は、投票者35人、不在者投票4人。学生の中には不在者投票の用紙を他市から取り寄せて投票している学生もいた。

2016/07/08

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