国際教養学部4年の増田さん
サミット通訳ボランティアを経験

 国際教養学部4年の増田成美さんは、伊勢志摩サミットが行われた期間中、5月25日と28日の2日間、通訳ボランティアとして名古屋駅改札で海外プレスの対応や駅案内を行った。

 三重県が募集したボランティアには全国各地から1003人の応募があり、書類選考を通して300人のスタッフが選ばれた。

 増田さんは大学では英語とロシア語を学び、TOEICは905点を取得、児童英語を教える資格(JSHINE、Tec sol)を得るためオーストラリアに2か月留学した経験もある。

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改札外で案内をする増田さん

 

 三重県菰野町出身の増田さんは「学校以外で英語を使いたい、そして地元の三重県に貢献したいという思いから今回のボランティアに応募しました。周囲には共通した目標を持つボランティア仲間が多く、団結できました」と話す。

 活動内容が駅構内での案内ということもあり、関わった外国人は10人程度だったが、それ以上に幅広い年代のボランティア仲間と多く関わることができたことを喜んでいた。

 増田さんは「大学では友人だけでなく外国人の先生など多様な方々と関わりました。そこで学んだ周囲の人と壁を作らずに話す積極性と、プレゼン等で身についた度胸が役に立ったと思います。ボランティアでは大学とは全く別の世界を見ることができました。英語を使って国際社会に貢献したいという気持ちがより強くなりました。大学生のうちにしかできないことを後輩にも積極的にやってもらいたいと思います」と2日間のボランティアを振り返った。

2016/06/01

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