競泳男子100㍍背泳ぎの長谷川純矢選手(2015年度スポーツ科学部卒)、リオ五輪代表に内定

 水泳第92回日本選手権大会(東京辰巳国際水泳場)3日目の4月6日、男子100㍍背泳ぎの決勝が行われ、長谷川純矢選手(2015年度スポーツ科学部卒、ミキハウス)がリオデジャネイロ・オリンピック派遣標準記録と同タイムの53秒49で2位に入り、リオ五輪代表に内定した。

長谷川選手会場で.jpgのサムネール画像 長谷川選手=写真左=は静岡県の島田高校出身で、今年3月まで中京大学水泳部に所属。大学4年の昨年7月、韓国・光州で開かれたユニバーシアード夏季大会では、100㍍背泳ぎ、50㍍背泳ぎの2種目で金メダルを獲得する活躍をしていた。今年3月に卒業するまで、水泳部の有力選手の一人として、高地合宿などをして、リオ五輪出場を目指してきた。4月からはミキハウスに所属しているが、中京大学豊田キャンパスのプールを練習拠点にし、リオ五輪、さらには東京五輪を目指す意向だ。

 中京大学水泳部の現役選手、川本武史選手(スポーツ科4、豊川)も、100㍍背泳ぎ決勝に出場し、53秒64の記録で4位となった。派遣標準記録までわずか0.15秒に迫っていた。川本選手は、100㍍バタフライで五輪切符の獲得を狙っている。

 水泳の日本選手権はリオ五輪の代表選考会を兼ねており、個人種目では決勝で優勝または2 位となり、なおかつ派遣標準記録を突破(同タイム含む)すると五輪代表に選考される。

 また、松田丈志選手(2006年度体育学部卒、セガサミー)が、800㍍リレーの五輪代表に内定した。松田選手は4大会連続の五輪出場となる。

2016/04/07

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