フィギュアスケートのGPファイナルで宇野昌磨選手3位、浅田真央選手6位
宇野選手「直前の気持ちの切り換えが結果につながった」

宇野選手リンク 2833.jpg  中京大中京高校3年の宇野昌磨選手(写真)が、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(12/11-13、バルセロナ)に初出場し、ショートプログラム86.47点(4位)、フリー190.32点(4位)の合計276.79点で銅メダルを獲得した。7度目の出場となった浅田真央選手(中京大学)は6位で、初めて表彰台を逃した。

宇野選手メダル_2829.jpg 宇野選手は昨年のGPファイナル、ジュニア部門の覇者。今シーズンからシニアのGPシリーズに参戦し、スケートアメリカ2位、フランス杯は暫定1位(テロの影響でショートプログラムのみ)で、上位6人が争うファイナル進出を決めた。宇野選手は「フリー直前の6分間練習でジャンプが決まらず、不安になった。気持ちを切り換え、思いっきり演技した結果、ジャンプをノーミスで終えることができた。気持ちよく滑れた」と結果に満足していた。また世界最高得点で優勝した羽生結弦選手の演技を間近で観戦し、「同じ立場で戦える選手になりたい」と強く思った。

 浅田選手はこれまで、GPファイナルで4回優勝、2位2回と抜群の成績を収めてきた。今大会は演技構成点、芸術点ともに伸ばせず、ショートプログラム69.13点、フリー125.19点の合計194.32点だった。

 

2015/12/15

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