体操女子 全日本団体選手権で2位に輝く 寺本、湯元、松村選手が活躍

 体操の第69回全日本団体選手権が11月28、29日、東京の国立代々木競技場で行われ、中京大学体操競技部女子が2位に輝いた。29日の決勝では、世界体操日本代表の寺本明日香選手(スポーツ科2、名経大市邨)、湯元さくら選手(スポーツ科1、武豊)の2人と、松村泰葉選手(スポーツ科1、東海学園)の3選手が奮闘し、昨年の全日本団体3位から順位を押し上げ、優勝にあと一歩と迫る活躍だった。

体操3選手 4月縮小.jpgのサムネール画像       全日本体操団体選手権で活躍した(左から)松村、寺本、湯元の3選手(2015年4月撮影)


 今大会には、高嶋伶選手(スポーツ科3、名経大市邨)、臼井美風優選手(スポーツ科2、中京)を含む5人で臨んだ。28日の予選は寺本、湯元、松村、臼井選手が出場し、4種目で合計164.100点を獲得し、日体大(166.250点)に次ぐ2位となった。29日の決勝は、寺本選手が4種目合計57.550点(個人順位1位)、湯元選手54.050点(同4位)、松村選手52.100点(同7位)の計163.700点をたたき出した。1位の日体大は選手層が厚く、6選手が1-3種目に出場する体制をとり、計166.200点だった。

 坂本周次・体操競技部女子監督(レジックスポーツ代表)は、「湯元選手は平均台、松村選手は段違い平行棒と、それぞれ得意種目でミスが出てしまい、悔しかったのではないでしょうか。それでも全日本団体2位は素晴らしい成績でした。選手たちは来年は優勝を狙おうという気持ちになっています」と話していた。

2015/11/30

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