「常に緊張感を持って運転を」
交通安全講話会に在学生と地域住民80人

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交通事故の事例を紹介する西岡交通課長 交通死亡事故がテーマのビデオを見る参加者

 

 中京大学交通安全連絡協議会が10月16日、在学生と地域住民を対象に交通安全講話会を名古屋キャンパスで開いた。日ごろの交通安全意識を高めるきっかけにしてほしいと例年実施しており、近隣の町内会や商店街から40人と在学生40人の約80人が参加した。

 参加者は、交通死亡事故をきっかけに被害者・加害者双方の家庭が壊れてしまうさまを描いたビデオ「奪われた命」を視聴。続いて、昭和警察署の西岡基交通課長が「地域の交通安全」をテーマに、いつも通る道や慣れた道で起こった事故について話した。反射板を配布し、視野を広げる運動を紹介して、自分の身は自分で守るよう呼びかけた。「時速40kmの車は1秒間に11m進む。“~かもしれない”と、常に緊張感を持って運転してほしい」と訴えた。

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宣誓する村中さん

 大学祭実行委員会の村中忍弥さん(総合政策学部1年)が、安全で快適なモラルのある学生生活を送るための交通安全宣言(1.交通事故の当事者にならない 2.飲酒運転をなくす 3.違法駐車をなくす)を行った。森翔梧さん(経済学部2年)は「車の免許を取ったばかりなので、今の気持ちを忘れずにルールを守って運転していきたい」と気を引き締めていた。

 中京大学交通安全連絡協議会は文化会や大学祭実行委員会に所属する名古屋キャンパスの学生と学生支援室職員で組織している。

2015/10/20

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