中国・蘇州大学の学生26人が来学
本学学生と異文化体験、友好深める

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蘇州大学生の前で中国語で自己紹介する本学学生ら(左は張教授)

 

 学術交流協定を結んでいる蘇州大学(中国・江蘇省)の学生26人が7月18日、本学を訪れ、中国語を履修する学生13人と交流した。異文化を体験しながら勉強することと、本学の学生との交流を目的に来日。国際教養学部や法学部、心理学部などの学生と、中国語や英語で会話を楽しんだ。

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会話を楽しむ両学の学生ら

 蘇州大生らは、国際教養学部の張勤教授による講義「日本語からみる日本社会」を聴講。その後、本学学生と学内を一緒に見学し、貴重書室で漢書を読んだり、よさこいサークル「晴地舞」の演舞を観て一緒に踊ったりして友好を深めていた。

 民芸品やイラストのお土産をもらったという岩永麻里衣さん(心理学部2年)は、「初めて中国の人たちと話したが、とてもフレンドリーで、蘇州大学に行ってみたくなった。これからも交流を続けたい」と話している。蘇州大生からも「同世代の日本人と話して刺激を受けた。チャンスがあれば中京大学に留学したい」「大学院の受け入れはありますか」などと積極的な質問があったという。

 一行を引率した国際協力·交流室長の唐鳳珍さんらは梅村学園本部も訪問。唐室長は「中京大学の国際教養学部で中国語を学ぶ学生たちに、1セメスター留学へ来てもらっているが、ぜひ本学の日本語学科の学生も送らせていただきたい」と話した。梅村清英理事長も「ダブルディグリーやジョイントディグリー実現のために、色々と教えていただきたい。1人でも多くの蘇州大学の学生さんにお越しいただきたい」と述べ、相互の教育・研究の充実と発展に向け意欲を示していた。

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学園本部を訪れた唐室長(右から2人目)と話す梅村理事長(同3人目)、安村学長(同4人目)

2015/07/22

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