「10年後、20年後なりたい自分に」国際センターが学生向け講演会
留学や海外での勤務、女性のキャリア考える

 留学を考えている学生や、海外で働くことを視野に入れている学生に向けた講演会が7月1日、名古屋キャンパス0704教室で開かれ、63人が熱心に耳を傾けた。本学国際センターが主催。アメリカで市場コンサルティング会社を手掛ける岩瀬昌美さんが「夢をかなえる第一歩は大学生活から―24時間幸せで、生き生き働き続けられる秘訣―」をテーマに話した。

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岩瀬社長(右端)の話に聞き入る学生

 

 岩瀬さんは自力で留学資金を貯めて大学院に進学した経験や、マーケティング業界を渡り歩いた経歴について情勢を交えて紹介。日本人として海外で働くときは、日本のビジネスの仕組みや文化についてより深い知識が必要だと話し、「諦めなければ、30歳のとき、45歳のとき、なりたい人間に絶対なれる。そのために、資格の取得や、アルバイトやインターンシップで興味のある仕事に挑戦するなど、今やることを考えて」と呼びかけた。

 国際英語学部3年の伊藤舞さんは「結婚後も家庭を両立しながら生き生きと働き続ける岩瀬さんを見て、目標になった」と話し、経営学部3年の今村みなみさんも「就職も進学もどちらも魅力的で悩んでいる。チャンスを逃さないようにしたい」と将来を見つめ直していた。

2015/07/02

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