「全国青年弁論大会」(日本弁論連盟、本学主催)
本学の開学60周年記念事業として招致
第59回文部科学大臣杯「全国青年弁論大会」(日本弁論連盟、中京大学主催)が11月9日、本学名古屋キャンパスで行われ、大学生を中心に一般の部15人、中高生の部25人の計40人の弁士が競った。
江島日本弁論連盟会長 | 北川学長 |
大村愛知県知事 | 梅村理事長 |
中京大学開学60周年記念事業の一環として招致され、教職員が運営全般に携わった。本学で開催されるのは第21回(1976年)、第37回(1992年)に続き、3回目。
江島優・日本弁論連盟会長は「若く、将来性のある皆さん、弁論を通じて色々なことを学んでいただきたい」と、今大会総裁の北川薫・本学学長は「情報があふれる世界だからこそ、聴衆の顔を見て、表情を読んで生身で訴えることが一層求められている」とあいさつ。来賓の大村秀章・愛知県知事は「社会はグローバル化、複雑多様化する中、若者が自らの主張を堂々と訴えていくことが大事」、梅村清英・本学園理事長は「本日の弁論大会が60周年記念行事の締めくくり。皆さん、熱い思いをこの場で語ってください」と期待を込めた。
神田審査委員長 |
文部科学大臣杯に輝いたのは、「おばあさんも山に柴刈りへ」の演題で発表した西澤由佳さん(千葉県千葉女子高等学校)。愛知県知事賞、名古屋市長賞、豊田市長賞、中日新聞社賞なども贈られた。審査委員長の神田真秋・元愛知県知事(愛知芸術文化センター長)は「弁論は、うまく喋ることよりも話の中身が大切。また、人の心をとらえ、説得するための技術も重要」と講評し、テーマの選び方、体験談からのステップアップなどをアドバイスした。
今大会実行委員長の片岡武司・本学校友会本部職員(日本弁論連盟副会長)は「本学の学生たちには、このような機会を利用して、同年代の人たちの様々な視点、考え方に一層興味を持ってほしい」と話している。
文部科学大臣杯を受賞する西澤さん(右) |