在学生と地域住民を対象に「交通安全講話会」
意識高めるきっかけに中京大学交通安全連絡協議会が開く

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講話を聞く地域住民と在学生 竹本交通課長

 日ごろの交通安全意識を高めるきっかけにしてほしいと、文化会や大学祭実行委員会に所属する名古屋キャンパスの学生と学生支援室職員で組織する中京大学交通安全連絡協議会が10月24日、在学生と地域住民を対象に「交通安全講話会」を同キャンパスで開いた。近隣の町内会や商店街から40人と在学生60人の計100人が参加し、名古屋市・昭和警察署の竹本俊也交通課長の話に聞き入った。

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交通安全宣言をする竹内さん

 竹本交通課長は「地域の交通安全」をテーマに、ワースト1である愛知県交通事故死亡者数のほか、全国や名古屋市、昭和区の交通事故の統計を紹介。死亡事故でなくても、1件の事故で家族が収入に困ったり、仕事に影響が出るなど約20人に影響があると話した。「事故が起きる可能性を少なくするため、10分の余裕を持って家を出ることと、自己の原因の1割は病気なので体調管理を心がけて」と訴えていた。

 大学祭実行委員会の竹内陸さん(心理学部1年)が、安全で快適なモラルのある学生生活を送るための交通安全宣言(1.交通事故の当事者にならない 2.飲酒運転をなくす 3.違法駐車をなくす)を行った。自転車通学をしている柳澤祥貴さん(経営学部2年)は「自転車の法律やルールを再確認して、これまで以上に安全に気を付けたい」と気を引き締めていた。

2014/10/31

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