3年生・4年生対象の「専門図書選書ツアー」を開催
図書館「学生の目線で選ばれた図書を充実させていきたい」

 

専門書を選ぶ学生
専門書を選ぶ学生

 「卒業論文やゼミ研究などに必要な専門書を、学生たちに書店で本を手に取って、選んでほしい」と、本学図書館が3年生・4年生対象の「第1回 専門図書選書ツアー」を10月9、11日に実施し、9学部16人の学生が参加した。

 選書ツアーは、様々な専門書を多数取り揃えている名古屋市栄の丸善書店を会場に約2時間行われた。学生たちは何冊も見比べ、今取り組んでいる論文作成等に有効な資料かを確認しながら、合計415冊、ひとり当たり26冊の専門図書を選んだ。選書後、お互いの選んだ本に関心を寄せるなど、学生同士で自然に意見交換も始まり、和やかな雰囲気で選書ツアーは終わった。

 参加した学生からは「論文等の作成のために、値段の高い専門書が数多く必要となっていたので助かった」「インターネットのキーワード検索では引っかからなかった書物を見つけることができた」「棚を見ることで別の関連書籍をまた探すことができた」などの感想が述べられ、好評だった。

選んだ書物を図書館職員が確認
選んだ書物を図書館職員が確認

 図書館に所蔵する学生用の本は、学生が希望を出す「希望図書制度」もあるが、図書館職員と教員が選んでいる図書が多い。図書館職員は「学生の目線で選ばれた図書を充実させていきたい」と話している。

2013/10/16

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