「工学部」来年4月開設 正式決定
名古屋、豊田に各2学科 幅広い職業人を育成

 本学「工学部」の2013年4月開設が正式に決まりました。文部科学省に提出していた設置のための届出書類が6月25日までに受理され、発表されました。

 工学部は2006年4月に設置された情報理工学部を基礎に開設され、名古屋キャンパスと豊田キャンパスに各2学科の4学科体制で幅広い職業人を育成します。

 名古屋キャンパスには機械システム工学科(入学定員80人)と電気電子工学科(同80人)、豊田キャンパスには情報工学科(同80人)とメディア工学科(同60人)が設置され、先端研究施設が集中立地する名古屋地区と、多様なものづくり企業が拠点を置く豊田地区に4学科を分散配置し、それぞれの立地条件を生かして多様な学術研究交流、産学連携研究を行います。

 具体的には、機械システム工学科では先進的な機械システムを構築できる基礎的な知識と技術を持ったエンジニアの育成を目的とし、電気電子工学科では電機・精密機器、IT・通信関連企業、サービス業などの分野におけるエンジニアとしての活躍を想定しています。

 情報工学科では情報システムのプログラミングとソフトウェアの開発・設計・製作の基礎知識を身につけ、メディア工学科では情報通信技術の応用システムの考案、開発技術者の養成を目的としています。

 名古屋キャンパスでは2013年春の竣工を目指し、新1号館と新11号館の建設が進んでおり、機械システム工学科と電気電子工学科は新装キャンパスで学びをスタートさせます。

2012/06/26

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