水泳部女子、日本学生選手権で初の総合優勝
昨年覇者の男子は、惜しくも総合2位

  第87回日本学生選手権水泳競技大会が、9月2~4日、横浜国際プールで開かれ、中京大学の女子チームが初の総合優勝を飾った。昨年の大会で初優勝し、男子天皇杯を制した男子チームは、連覇を目指したが、惜しくも中央大に続く2位だった。

  女子は、50m自由形で雨宮末侑(体育2)が優勝、200m自由形では小野口由夏(体育4)が優勝するなど、初日から学校対抗でトップを走った。学校対抗得点は、最終的に354.5点を獲得し、2位の日本体育大(349.0点)を退けた。

  男子は、伊藤健太(体育3)が100m自由形で日本歴代2位となる48秒78の大会新記録で優勝した。400mメドレーリレー(白井裕樹=背泳ぎ、体育4、冨田尚弥=平泳ぎ、体育4、前田浩史=バタフライ、体育4、伊藤健太=自由形、体育3)でも優勝するなど、学校対抗得点では一時トップに立ったが、最終日の800mリレーで中央大に逆転を許した。

  中京大学水泳部の高橋繁浩部長・監督、佐々木祐一郎コーチ、草薙健太コーチは9月7日、名古屋キャンパスで、小川英次梅村学園理事長、北川薫中京大学学長、梅村清英理事に大会の成果を報告した。

  小川理事長は「みんなの力で勝ち取った印象でした。これがピークとは言わずに、さらに層を厚くして、極めて下さい」と激励した。

水泳部女子、日本学生選手権で初の総合優勝小川理事長(右から3人目)らに、水泳部女子の日本学生選手権優勝を報告する高橋部長・監督(右から4人目)ら

2011/09/07

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