室伏広治選手(スポーツ科学部准教授)が世界陸上で金メダル
アテネ五輪に続く7年ぶりの世界王者

室伏広治選手

 室伏広治選手(スポーツ科学部准教授、ミズノ)が8月29日、陸上の世界選手権(8/27―9/4、韓国)ハンマー投げ決勝で81メートル24の今季自己ベストを出し、初の世界選手権優勝を果たしました。この結果により、来年のロンドン五輪代表選手に内定しました。

 室伏選手は、予選を1投目でクリアし、決勝では6投のうち、80メートル台を4度出すなど、抜群の安定感で他を圧倒しました。36歳での優勝を「この年齢までチャレンジできるのは多くのサポートがあってこそ」と話し、「今の調整を大事に、ロンドン五輪でもいい結果をだしたい」と意気込みを語りました。

 世界選手権の成績は、2001年(エドモントン)の銀メダルがこれまでの最高。今回の優勝で、日本初のオリンピック(2004年アテネ)と世界陸上の両方で金メダルを獲得した陸上選手という偉業を達成しました。

2011/09/01

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