名古屋キャンパス再開発本格化
大学創立60周年に向け、教育施設を一層充実

 

新1号館
新1号館

 

 中京大学は名古屋キャンパスに図書館・学術ホールなどを備えた教育研究棟(新1号館)と管理研究複合棟(新11号館)を建設します。新棟には構想中の工学部の一部学科が入る予定で、2013年3月の完工をめざします。

 建設されるのは山手通に面した「校地Ⅰ」の東側で、老朽化のため解体された旧1号館(旧図書館)と旧11号館(旧本館)の跡地です。

新11号館
 新11号館

 新1号館(延床面積15,824平方㍍)は地下1階、地上7階建てで、低層階には充実した機能の図書館本館が配置され、昨秋完成した図書館付属棟(80万冊収蔵可能な自動書庫)と連結します。中層階には500席収容の学術ホールが設けられるほか、学生の厚生施設、アトリウム、教室・ゼミ室などの教育施設が整備されます。2013年2月末の完成予定です。

 新11号館(延床面積8,504平方㍍)は、地下1階、地上12階建てです。学生ラウンジ、事務局のほか、教員ラウンジ、研究室などが配置され、2012年10月末の完成を予定しています。新棟2棟とセンタービルの間は、雨の日でも濡れずに移動できるよう2階部分で結ぶ空中歩廊が設けられ、既存の建物との一体化が図られます。

 名古屋キャンパスでは一昨年、「校地Ⅰ」の敷地が東側に拡張されたのに伴い、一帯を再開発する「C―EAST地区開発計画」を策定し、法学部のある「校地Ⅱ」への通学路の整備をはじめ、屋外の憩いの場・セントラルプラザや駐輪場などの施設を整備してきました。新棟2棟が完成すると、大学創立60周年(2014年)に向けた主要な教育施設が整うことになります。

 施工業者は、学内に設置された建設業者選定審査委員会が指名見積参加業者の審査・選定を行い、見積金額と技術提案をもとに総合評価方式で判定し、選定しました。

 在学生ならびに本学を利用される皆様、近隣の皆様には工事期間中、ご迷惑をおかけしますが、よろしくご協力くださるようお願いいたします。

アトリウム 図書館
アトリウム 図書館

2011/07/05

  • 記事を共有