水泳の日本学生選手権で男子天皇杯を獲得

 第86回日本学生選手権水泳競技大会が、9月2―5日、東京辰巳国際水泳場で開催され、中京大学が男子天皇杯を制し、初優勝を飾った。男子天皇杯はこれまで関東地方の大学が独占しており、関東以外の大学が手にしたのは初めて。
 中京大学はこの大会、冨田尚弥選手(体育3)が100m平泳ぎ、200m平泳ぎ、400mメドレーリレーに出場していずれも優勝。特に200m平泳ぎは今季世界第2位の2分8秒94の好タイムで他を圧倒し、8月のパンパシフィック(アメリカ)で活躍、アジア大会(11月、中国・広州)代表に選ばれた実力を見せた。伊藤健太選手(体育2)は50m自由形と400mメドレーリレーの2種目に優勝、末永京香選手(体育1)も400m個人メドレーに優勝した。

 優勝した中京大学チームの高橋繁浩・水泳競技部部長・監督、草薙健太コーチと冨田尚弥選手が、9月6日、名古屋キャンパスで梅村清弘総長・理事長に男子天皇杯獲得を報告した。

 高橋部長・監督は「天皇杯を持ち帰ることができ、念願がやっとかないました。冨田選手はアジア大会では北島康介選手(日本コカ・コーラ)といい勝負をすると思います」と報告、冨田選手も「もっと練習して頑張ります」と語り、梅村総長・理事長から「天皇杯獲得は大変名誉なこと。健康に留意してこれからもしっかりやってください」と激励を受けた。


梅村総長・理事長(左から2人目)に天皇杯獲得を報告した冨田選手(右から2人目)
高橋部長・監督(右端)、草薙コーチ(左端)


2010/09/06

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