ニュージーランド・海外セミナー参加の学生たち、地元新聞1面に
文化研修で見学した「カパ・ハカ」での一こま

2006_p019.jpg  国際センター主催の海外短期語学研修(海外セミナー)に参加している本学学生たちが、研修先であるニュージーランドの地元新聞社の取材を受け、その記事が写真とともに新聞1面に大きく掲載された。

  国際センターは海外セミナーの研修先大学の1つとして昨年に引き続いてISEP加盟大学でもあるニュージーランド・マセイ大学(ホコウィツ・キャンパス)を選定。社会学部、国際英語学部などの33名が2月17日に日本を出発した。(研修期間は3月13日まで)
  学生たちはホームスティしながら、午前中、会話中心の英語授業を受け、午後は現地のさまざまな文化に触れている。

  新聞に掲載されたのは、文化研修の一環として見学した「カパ・ハカ」全国大会でのひとこま。カパ・ハカはニュージーランドの先住民族マオリの歌や舞踊の総称。今年はマセイ大学のあるパルマストン・ノース市のマナワツ・アリーナで全国大会が開かれた。
  学生たちは地元新聞社のDominion Post社の取材を受けた。記事は「カパ・ハカ、世界を巡る」と見出しをつけ、マオリだけのものだったカパ・ハカが、海外からの観光客や国内のマオリ以外の人々にも浸透し、全国大会には4日間で延べ4万人もの人々が訪れる見通しであると記し、学生たちの「こんなのは日本には絶対にない」といったカパ・ハカの素晴らしさに感動した様子を紹介している。
  日本では馴染みの薄いカパ・ハカだが、「ハカ」は本来、マオリの戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らして叫び、自らの力を誇示し、相手を威嚇する踊りで、現在では国賓を歓迎するために行われるほか、ラグビーニュージーランド代表チーム(オールブラックス)やニュージーランドのプロラグビーリーグで試合前に行わることで世界中に知られている。

(国際センター)

2007/02/27

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