劇団いかづちが名古屋学生演劇祭に参加 他劇団と交流を深める

 私たち演劇部劇団いかづちは9月3日~5日に名古屋学生演劇祭に参加しました。

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参加した学生の集合写真


 今年で5回目となる名古屋学生演劇祭は1団体20分以内の作品を上演し、審査員やお客様からの投票で最も優秀な作品を決める、学生演劇の大会です。今回参加した全11団体から1団体が全国学生演劇祭に参加することができます。頂いた評価を参考にすることはもちろんのこと、劇団同士の交流を深め、名古屋の学生演劇を盛り上げていくことも目的としています。

 私たちが上演した「これが僕らの小宇宙」という作品では、ひとりの青年の成長を描きました。青年は家出をしてきた宇宙人の少女と仲良くなります。ですが、世間は「宇宙人」である少女のことを受け入れません。そんな世間と自分との間のズレに苦悩しつつ、それを乗り越えようともがく、そんな物語です。

 今回の公演では様々な挑戦がありました。脚本がSFよりのものであったこと、4脚のパイプ椅子のみで物語を表現したこと、役者のほとんどが新入生であったこと。そんな中で、今の私たちの精一杯の作品を作りあげました。

 残念ながら、今回私たちは賞を頂くことはできませんでしたが、今回の公演を通してうれしい意見も今後の課題とするべき意見も頂きました。それらの意見をしっかりと受け止めて、今後の公演を今まで以上に皆様に楽しんでいただけるものにするため、より一層精進していきます。今後とも、私たち演劇部劇団いかづちをよろしくお願いいたします。

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公演中の様子


 

(作・演出 心理学部2年 来川 祐子)

 

2016/10/11

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