演劇部劇団いかづちがダンスを取り入れたオリジナル演劇を熱演
師走公演「ピエロの下の何かしら」で来場者の共感誘う

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 私たち演劇部劇団いかづちは、12月5・6日に2015年師走公演「ピエロの下の何かしら」と銘打って芝居を行い、のべ142人のお客様にご来場いただきました。

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 今回の「ピエロの下の何かしら」の脚本は師走公演のために私たちが作り上げた、劇団いかづちのオリジナルのものです。2人の女子大学生が「友達であること」と「嘘をつくということ」に翻弄され、次第に殺人事件に巻き込まれていくという物語でした。題名にもある「ピエロ」は「嘘を隠し笑う者」の象徴として舞台の重要なキーワードとなっています。オープニングには少々ダンスも取り入れました。

 ご来場いただいた方からは「嘘をつくことが怖くなった」、「役者の涙を流す姿に心打たれた」と物語やその登場人物に共感してくださった感想を多々頂きました。ラストシーンでは2人が涙を流しながら言い争う場面もあり、その役者の演技にも多くの感想を頂きました。

 例年3年生の引退公演となる師走公演ですが、今年は引退する3年生が不在のため、現役部員でいろいろなことに挑戦することを目標に準備を進めました。裏方の仕切りを2年生から1年生に託し、2年生の多くはサポートに回りました。大道具班や照明班、音響班も人員をこれまでと替え、個々の部員が今までとは異なる知識を養うことを大切にしてまいりました。

 今回の師走公演で頂いたお言葉を胸に、次回の公演もご来場いただいた方の期待に沿い、そしてその期待を超えていけるような舞台をつくれるよう、感謝の心を忘れず部員一同精進してまいります。

 今後とも、私たち演劇部劇団いかづちをご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

(作・演出 文学部言語表現学科1年 渡辺芽依)

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2016/01/15

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