和楽部が三味線、琴、尺八の合奏曲を初披露
定期演奏会で和楽の良さ伝える

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 私たち和楽部は、12月20日に名古屋キャンパス清明ホールにて「第14回和楽部定期演奏会」を開催しました。

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 演目として、三味線は「小鍛冶」や「鞍馬山」を含む3曲、琴は「炎」や「風に聞けpart2」を含む4曲、尺八は「冬メドレー」「風の色」の2曲と、合奏曲「菊花繚乱」の計10曲を演奏しました。三味線の曲では、いつも私たちをご指導してくださる先生に長唄を唄っていただきました。

 今年の三味線は一年生が沢山入ったことで賑やかな演奏ができ、琴は「涙そうそう」、「明日があるさ」などお客様も一度は耳にしたことのある歌謡曲も演奏。一昨年度から導入した尺八は去年の演奏会よりも曲数が増え、より力のついた演奏をお届けできたと思います。

 さらに今年は和楽部の全パートである三味線、琴、尺八での合奏曲をするという初の試みに挑戦しました。定演後のアンケートには「合奏曲が癒された」などの声が寄せられており、部員一同が初めてのことで苦労した分、大きな喜びとなりました。

 今回の定期演奏会は昨年度より多くのお客様にお越しいただくことができ、和楽の良さをたくさんの方に伝えることが出来たのではないかと思います。

 次回の定期演奏会では今年初の試みである全パートでの合奏を引き継いでいき、さらに和楽器の良さが引き出せるような演奏が出来るよう、これまで以上に練習に励みたいと思います。

(和楽部長 文学部歴史文化学科2年 中東里菜子)

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2016/01/08

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