「ボランティアに参加して」CUVEが初の講演会
心構えや準備について理解深める

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 私たちボランティア団体のCUVEは7月13日、名古屋キャンパス164教室で名古屋市社会福祉協議会の村田敏明さんを講師に迎え、初の講演会を開きました。CUVEに所属する学生代表の対談や参加者全員が参加するグループワークなども行いました。CUVE所属サークルメンバーなど、計45人が参加しました。

 活動目的は、初めてボランティア活動に参加する学生に対して、ボランティアとはどのようなものか知ってもらい、活動に参加する際の心構えや準備などについて理解してもらうためです。また、ボランティア活動の幅の広さを知ってもらうと同時に、様々な活動に興味を持ってもらい、CUVEの活動に積極的に参加をしてもらうためです。ホームページやチラシを配るなど、講演会当日まで広報活動を行いました。

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■講演会内容
村田さんによる講演(20分)
・ボランティア活動の基本知識
・ボランティア活動の実情
・ボランティア活動に参加する際の心構え
学生代表との対談(25分)
・村田さんとサークルからの代表者3人による対談

 ボランティア活動を始めたきっかけ、ボランティアをして感じたこと、みんなへのメッセージを3人が発表しました。

グループワーク(40分)
「自分たちにできるボランティア活動を考える」 

 自分たちにできそうなボランティアは何があるか6人程度のグループにわかれて議論してもらいました。グループには1人以上運営スタッフが入るようにし、運営スタッフが進行役として議論を進めました。6グループで行いました。

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 グループワークの議論は「対象はだれか」「どんなことをしたら助かるか・関わり方」「自分たちのできる活動」「活動の実現に必要なこと」の4つを柱に進めました。各グループポストイットに自身の考えを書き、意見を出し合う形をとりました。話し合った内容は画用紙にまとめてもらい、最後に3グループ(より活発に議論されていたグループ)に発表してもらいました。

 学生である今、ボランティア活動を通して多くの人と出会い、自分と向き合うことで、新たな発見をし、自身を成長させることができるということを学び、積極的に活動を行うことの大切さを実感しています。講演会を通じて、ボランティアをする人とされる人がお互いを思い、相手に支えられながら自分が育つという関係性を改めて確認することができました。

 グループワークでは、各グループで活発に意見交換が行われ、自分たちのこととして深く議論されている姿が印象的でした。今回がCUVEで企画・運営を行う初めての講演会であり、慣れないことも多く困難や戸惑いもありましたが、参加者も多く、活発な意見も出るなど、講演会を無事成功させることができてよかったと感じています。

(CUVE広報部門長 松原 亮)

2015/08/04

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