自然科学研究会が園芸学び二十日大根など育てる
自然を身近に感じる機会に、収穫量の差など比較も

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 私たち自然科学研究会は、月に1度アウトドア活動をする部活動です。しかし今年は、アウトドア活動以外で普段から自然を身近に感じられるような機会が欲しいという部員の要望から、部室の外にプランターを置かせてもらい、園芸に挑戦することとなりました。

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 育てられている植物は枝豆、二十日大根、ミニヒマワリ、そしてコスモスです。部員のほとんどが園芸未経験で、今の季節何を育てられるか、また、それを植えるまでにどういう準備が必要で、植えた後はどういう手入れが必要か等、ゼロから園芸を学ぶところから始まったため、初めは不安でいっぱいでした。それでも、平日も休日も休むことなく部員が交代で水やりを担当し、代表者が欠かさず育ちを確認し続けた結果、今月遂に二十日大根の収穫が叶いました。部会で大根を刻んでみんなで味見をする様子は、収穫の喜びと相まって新鮮さを感じました。

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 鉢植えを始めた当初は開花や収穫が第一の目標でしたが、部員からは「植物の成長を見るのが楽しい」、「朝から水やりをすると心が潤う」等の声が上がっており、達成感だけでなく癒し効果もあるようです。
これからも様子を見ながら、育てる植物の種類やプランターの数を増やしていく予定です。7月以降はミニヒマワリとコスモスが開花シーズンに入っていくので、部室の前が華やかな色で飾られることを想像しながら成長を見届けたいところです。枝豆に関しては、手入れをするのとしないので収穫量にどれだけ違いが出るか実験しています。現在、花が咲く前の状態ですでに見た目で差が出てきているので、結果を見るのを楽しみにしながら育てています。

(国際英語学部英米文化学科3年 西川 眞帆)

2015/06/29

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