書道部がNAGOYA学生EXPOでパフォーマンス
若者に見立てた星々や活動方針を書道で演出

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 5月24日、名古屋を元気にするために活動する学生団体「ナゴ校」が主催する「NAGOYA学生EXPO2015」が栄もちのき広場で行われ、中京大学書道部が「和の芸術パフォーマンス」の演目で書道パフォーマンスを披露しました。

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 パフォーマンスは、構成の段階から部員全員で考えました。本イベントの今年のテーマ「Stars-みんなが輝くナゴヤ-」と、今年で創部51周年を迎える中京大学書道部を多くの人々に知っていただきたいという思いに基づいています。パフォーマンス自体は過去何度か行っていますが、大勢の観客の皆さんの前で披露するためいつもとは趣向を変えて行いたいと思い、今回は2部構成:前半は、「継往開来」を書体別(楷書、行書、隷書、篆書)で4枚の紙に書くもの、後半では黒地の大紙と白い墨を用い、オリジナルの詩を書くものを行いました。

 「継往開来:先人の事業を受け継ぎ未来を切り開く」は、今年の中京大学書道部の活動方針です。今年の書道部では「歴代の先輩方の教えを受け継ぎ、書道の技術を向上させるために練習を積み重ねよう」という思いを胸に多くの先生方・先輩方のご指導の下、それぞれの部員が部内外で切磋琢磨し合い日々練習しています。

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 後半の創作の詩を文章にしたパフォーマンスでは縦3m×横5mの大紙に「Stars」をベースにし、夜空をイメージした「黒」の紙、天の川をイメージした「白」の墨、星をイメージした「黄」の大字用パネルを使用し色鮮やかな演出を施しました。

 また、創作の詩「名古屋の此の地に煌めく若者の星彩、燦然たる光、今収束して流星の如く未来へと駆け出す」には、「若者という星々がお互いに協力し合い、高め合い、ぶつかり合って更に輝きを増し、未来へと成長を続ける」という意味が込められています。

 当日は強風に見舞われる中での本番とはなりましたが、多くの方々にご来場していただき、とても充実したパフォーマンスを行うことができました。それぞれの作品が、中京大学書道部の「今」を描いた作品に仕上げることができました。
最後になりますが、今年で創部51周年目を迎える中京大学書道部ですが、これからもより一層努力を重ね、更に飛躍して行く思いですので、皆様今後ともどうぞ宜しくお願いします。

(書道部 総合政策学部3年 北原 駿)

2015/06/11

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