中京シネマクラブ部員が監督、役者、スタッフに
コメディ、ミュージックビデオ、ドラマなど上映

 私達中京シネマクラブは、3月14日に中京大学名古屋キャンパス、清明ホールにて第3回定期公演を開催しました。

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 「み」をテーマに、18人の監督がCMやコメディ、ミュージックビデオ、サスペンス、ドラマなど様々なジャンルで約3~30分間の映像作品を制作し、1つに繋げて上映しました。どの作品も部員が監督、役者、スタッフとして一生懸命取り組みました。今回のテーマの「み」と言うのは、3回目の定期公演なので「み」、未知の「み」、観るの「み」、美の「み」など全ての作品が、そして定期公演全体が何かしらの「み」を根底に制作されているためです。

 当日は、100人を超えるお客様に来ていただきました。去年より作品数も増え、様々なジャンルの作品を観客の皆様により楽しんでいただけました。

 製作者が意図した伏線や言葉のやり取り、役者の演技で笑い声、驚きの声があがったり、観客の生の反応を部員に実感してもらえる良い機会となりました。

 他のクラブとの合同制作や学外や地方でのロケをするなど、それぞれの部員の映画製作に対する思いが作品の濃い色となりました。また、部員同士、お互いの作品を鑑賞しアドバイスなどをし合い、自分に足りない点を見つめ直し協力し合うなど切磋琢磨することができました。

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 客観的に自分の作品を見つめ、部員以外の人に作品を見てもらうことで新しい課題も見つかりました。アンケートでは面白かった、もっと他の作品を見たい等のお褒めの言葉と共に、音響処理の調節の指摘や、より効果的なカメラワークや演出のやり方の指摘を頂き、部員の演技力の向上、作品の完成を優先したために生じた妥協点などを反省しました。

 映画は一人ではなくチームでつくるものです。人と人で協力してつくる難しさ、楽しさがあります。今後の社会生活、学校生活でもグループワーク等で部活で経験したチームワーク、忍耐力、統率力を活かしていけたら良いと思います。

 他にも中京シネマクラブでは、大学祭、芸文系クラブ発表会、コンクール、ネット投稿と様々な形で自主制作映画を公開しています。今後とも作品の質を向上し、より良い作品をつくるよう精力的に活動していきますので、中京シネマクラブをよろしくお願いします。

(中京シネマクラブ部長 法学部3年 小西達也)

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2015/04/16

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