他の部活メンバーと会議やイベント通じて交流
リーダーズキャンプに文化会員222人

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 このたび文化会は、2月24日から26日までの3日間、岐阜県下呂市にて、「平成26年度冬季リーダーズキャンプ」を開催しました。本活動は「普段あまりかかわることのない、他の部活のメンバーとの交流を通じて、部活動をより充実したものにする」という目的で行われるものです。今回のリーダーズキャンプでは222名の学生が参加し、会議・イベントを行いました。

 約200人の参加者を10人×20グループ、という形にグループを分け、観光や体験を行いました。その際、グループ内に同じ部活の人がかぶることのないように、グループ分けを行いました。メンバーがほぼ初対面、というグループもありましたが、事前の説明会、バス内でのレクリエーションなどで緊張をほぐすことができたのではと考えています。

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 1日目には、参加者の交流を深めるためのイベント、そののち、部長・会計・一般と、各役職に分かれての会議を行いました。イベントでは、近年話題となっている心理ゲーム「人狼ゲーム」を元にしたゲーム「役員人狼」を行い、参加者同士のコミュニケーションを深めました。

 役職別の会議では、部長・会計の会議ではそれぞれの役職の今後についての話し合いを行いました。「仕事をする上での人付き合い」というテーマで話し合った一般会議では、例年以上に1・2年生による積極的な発言が見られ、「相手の目を見て話す」「距離感を適度に保ち、友達ではなく同僚としての関係を大事にする」「人の意見を聞き入れる姿勢を持つ」などといった意見が出ました。

 2日目には、高山市内の散策を行いました。高山城の城下町として栄えたということもあり、風情ある美しい町並みを中心として様々なお店が並んでいました。普段ではなかなか味わえないような、ご当地ならではの食べ物なども大いに楽しむことができたのではないかと思います。

 また、夕食時には、歌や演劇など8~10人ほどで1グループとなった1年生による出し物などが行われ、場を盛り上げるとともに、学年・性別・部活の枠を越えての交流が行われました。夕食前に話し合って内容を決めてくれたため、1年生同士の交流も深まったのではと思います。

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 3日目は、郡上八幡にて食品サンプル作り体験、日本昭和村でのレクリエーション、という2つのイベントを行いました。食品サンプル作り体験は、初めて体験するという参加者がほとんどでした。そんな中で、「楽しかった」「いい経験になった」という声がとても多くみられ、貴重な時間を過ごすことができました。日本昭和村のレクリエーションでは、「役員ポーカー」というゲームを行いました。一般参加者は、昭和村内に散らばった役員を見つけ出し、そこでお題を受け取ります。そのお題に答えることで、カードを集めていき、集めたカードでポーカーを行う、というもので、非常に盛り上がりました。

 今回のリーダーズキャンプでは、200人を超える文化会員が参加し、今まで以上の大所帯でのリーダーズキャンプとなりました。そんな中で、自分にはないものの見方、考え方を少しでも吸収できたのでは、と考えています。

 反省点としては、天候に対する気遣いができていなかったという点が挙げられます。3日目があいにくの雨だったため、昭和村を十分楽しめなかったというところがありました。今後は、雨の際のプランもきちんと考えていこうと思います。また、参加者に対する各種連絡が遅くなってしまったことも、反省点として挙げられます。事前の準備をしっかりとし、余裕をもって連絡できるように改善していき、今後もこのような企画が続いていくよう努力していきます。

(企画運営局長・文学部日本文学科3年 増山 恵一)

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2015/03/26

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