旅立ちテーマに「卒業茶会」道具と菓子に趣向
茶道部4年生らが父兄やOGもてなす

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 2015年2月7日、茶道部は八事山興正寺の「竹翠亭」にて「卒業茶会」を開催しました。「卒業茶会」は卒業を控えた4年生によるお茶会で、他の部員の協力を得て行われます。今年は4年生と2年生で5席を行いました。本席で亭主をした4年生を副席では半東に置き、お客様を長くもてなせるようにいたしました。

 今回のお茶会では、これまでお世話になってきたOB・OGや他大学の茶道部、また4年生の父兄を招待しました。茶室で行うお茶会は、あまり多くのお客様をお呼びすることはできません。しかし、そのぶん今回の「卒業茶会」では、お道具とお菓子に趣向を凝らしました。本席は旅立ちを意識し、鶴の描かれた茶碗や梅をイメージしたお菓子を用いました。副席は初午をテーマとし、馬の描かれた茶碗やきつねとねじり棒のお菓子を用いました。初午とは2月の最初の午の日のことで、今回の茶会がその日に近かったため、テーマといたしました。初午は伏見稲荷と関係が深いため、お菓子はきつね、またきつねとセットとされるねじり棒としました。

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 中京大学茶道部は、「卒業茶会」以外にも年に数回お茶会を催しています。お茶会には様々な形態があり、多くの方が気軽に楽しめるお茶会もあります。美味しいお菓子とお抹茶を召し上がりたい方、茶道部の活動内容を知りたいという方は、機会がありましたらぜひ一度お茶会に足をお運びください。

 (文学部1年 伊藤 若菜)

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2015/03/20

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