晴地舞が「第16回にっぽんど真ん中祭りで奨励賞
「挙母祭り」テーマに感謝と歓喜の思い伝える

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 私たちよさこいチーム中京大学晴地舞は、8/29~8/31に行われた「第16回にっぽんど真ん中祭り」(通称どまつり)で、奨励賞を受賞しました。また、今年から前夜祭で始まった「キャンパスバトル」で2位という結果を残すことができました。

 今年で9代目を迎えた晴地舞の作品は『彩舞喜(いぶき)』。豊田市で毎年10月に行われる「挙母祭り」をテーマに、晴地舞史上最多の87人でどまつりに挑みました。

●9代目の作品『彩舞喜』について

 『彩舞喜』は、豊田市で300年以上も歴史があり、力強く街中を曳き歩く8つの"山車"とその山車から撒かれる華やかな"紙吹雪"が見所である「挙母祭り」がテーマです。挙母祭り本来の意味をストーリー化し、その中に山車や紙吹雪といった見所を加えて、2つの『感謝・歓喜』の思いを込めました。「感謝」は、ストーリー上の天女と、応援してくださる先輩や先生など全ての人に対する思いで、「歓喜」は、挙母の地と、人々の活気・仲間で踊ることの幸せ・たくさんの人に観ていただける喜びです。

 演出の面のこだわりは、1つ目に世界観です。「七度参り」「巫女舞」「泣き別れ」といった行事をパート別に雰囲気を変えて繋げ、更にMC(煽り)で作品に引き込まれるよう心がけました。2つ目は、山車が書かれたスクリーンをはじめ多くの大道具・小道具を使い、祭り感や盛大さを出していること。3つ目は白黒からのカラフルな5色への衣装替です。ほかにも、緩急ある振りや踊り子の表情など、見所たくさんの作品となっています。

●どまつり当日の雰囲気

 総演舞数は19本です。9代目として踊る幸せを感じながら、どの会場でも笑顔を絶やすことなく1本1本どまつりの演舞を噛み締め、最後まで全力で踊りました。

 今年の目標は、晴地舞の一番のイベントであるどまつりのファイナル出場でした。「自分たちの演舞を、前夜祭から見せつけてやる」「観客を感動させてやる」といった気持ちが出番に近づくほど高まっていき、メンバー全員が同じベクトルを向いてステージにあがることができました。

●1年間を通して

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MCを担当する野崎さん(左)

 私はこの1年間、代表として『歴代最高の代にする』という個人の目標と、チームとして『ファイナル出場』という目標を掲げてきました。結果はあと一歩のセミファイナル(奨励賞受賞)で、悔しい気持ちがありました。しかし、悔しさを吹き飛ばすくらいみんながひとつになり、9代目の集大成をセミファイナルの舞台で出来たことが何よりも嬉しかったです。

 たくさん悩んでたくさん泣いたり、練習が苦しかったり、思い通りうまくいかないことも多くありましたが、どまつりを終えて全て「ここまでやってきてよかった」「自分がしてきたことは正しかった」と心からよかったと思えました。メンバーで共に歩んできた軌跡・過程が私にとって何にも変えられない財産です。

 メンバー・先輩・先生・友達・家族、そして晴地舞を応援してくださった皆様、たくさんの人がいたからこそ今の私がいて今の晴地舞があります。心から感謝しています。

 初代からの理念を胸に、更に晴地舞が大きく強く、そして多くの人から愛されるチームになってほしいと思います。今後とも中京大学晴地舞をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

(中京大学晴地舞 9代目代表 野崎真司)

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2014/09/17

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