演劇部劇団いかづちがオープンキャンパスで公演
2チームの熱演に高校生150人が見入る

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 私たち、中京大学演劇部劇団いかづちは、2チーム体制で7月19日、20日にオープンキャンパス公演を行いました。公演は、「チーム来々」による『巣立ち』と「チームチョコはさめるが」による『もう一つのロミオとジュリエット』です。延べ150人の高校生や保護者の方に観ていただき、両チームとも、多くのお客様から好評を得ることができました。 

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 演じた2作品のうち、『巣立ち』は若者たちの成長と挫折をエネルギッシュに描いた物語です。舞台や衣装、演出効果はシンプルですが、小・中・高、そして大学生へと成長していく若者たちの青春をポップとシリアスを織り交ぜて表現しました。「登場人物の成長していく姿に元気をもらえた」「来年大学受験を控えた身として強く共感できた」との感想をいただきました。

 『もう一つのロミオとジュリエット』は有名な戯曲を大胆にアレンジしました。音響や衣装の面でより力を入れ、メッセージ性の強かった『巣立ち』とは対照的に、個性的なキャラクターたちが入り乱れるコメディ色の強い作品となりました。終幕後には高校生のお客様からそれぞれのキャラクターの衣装について質問されたりする一コマも見られ、非常に強い関心を持っていただくことができました。

 今回は脚本・演出を1年生が担当しています。不慣れな点を上級生がフォローしつつ、役者として、スタッフとして練習に励んできました。芸文系クラブ発表会の公演から約半月という準備期間の短さを感じさせない、質の高い舞台に仕上げることができ、後輩たちの成長を実感しています。

 多くの感想を励みにしつつ、12月の師走公演に向けて部員一同精進してまいります。今後とも、私たち演劇部劇団いかづちへの応援をよろしくお願いいたします。

(文学部言語表現学科3年 嶋口 晃太朗)

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2014/09/03

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