演劇部劇団いかづちが皐月公演「タルカス七変化!!」
大学デビューする主人公や1人8役を熱演

演劇部劇団いかづち皐月公演「タルカス七変化!!」 演劇部劇団いかづち皐月公演「タルカス七変化!!」

 

 私たち演劇部劇団いかづちは4月19、20日に2014年皐月公演「タルカス七変化!!」を行いました。本公演は現役劇団員わずか4人という状況で臨んだにもかかわらず、例年の公演に引けを取らない126人のお客様にご来場していただき、大盛況に終わりました。

 物語は、大学入学を転機に自分を変えようとする主人公が、自分を都合のいいように取り込もうとする様々な人々に翻弄されながらも本当の自分自身を見つけだすというものです。春先に行う新歓公演としての意味合いを強く持たせたストーリーを展開し、アンケートでも共感できたとの意見を数多くいただきました。

演劇部劇団いかづち皐月公演「タルカス七変化!!」

 今回は、新大学生の青年を主人公と、それを取り巻く様々な人々をわずか2人の役者で演じ切りました。1人には観客が最も感情移入できる主人公を、かたやもう1人には音声での出演も含めて1人8役の演じ分けを求めるなど、いかづちでも過去に類を見ない演技の実力が求められました。役者同士がお互いにアドバイスし、良い演技を見習いながら練習を重ね、非常に完成度の高い作品をお届けすることができました。

 衣装・照明・音響・道具・舞台美術についても、少ない人数で最大限のものを発揮できるように、部員それぞれの担当分野を超えて作業してきました。より良い作品を見てもらえるよう、本番直前まで4人全員で意見を出し合い、修正を繰り返しました。

 例年を大きく上回る10人の新入生が仮入部として公演に参加し、全員が本入部しました。

 次回作からは、10人の新入部員が戦力となって、より満足度の高い舞台と作品を作っていけるよう、感謝と努力の気持ちを忘れず部員一同一層精進してまいりたいと思います。今後とも私たち演劇部劇団いかづちをご愛顧のほどよろしくお願い致します。

(作・演出 文学部言語表現学科3年 嶋口 晃太朗)

 

演劇部劇団いかづち皐月公演「タルカス七変化!!」

 

 

 

2014/05/01

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