中京シネマクラブが清明ホールで定期公演会
他のクラブと合同制作や留学先でロケなど多彩な14作品を披露

　私たち中京シネマクラブは、3月15日に中京大学名古屋キャンパス、清明ホールにて第2回定期公演会を開催しました。

　「対」をテーマに、14人の監督がCMやコメディ、ミュージックビデオ、アクション、ドラマなど様々なジャンルで約3～15分間の映像作品を制作し、１つに繋げて上映しました。どの作品も部員が監督、役者、スタッフとして一生懸命に取り組みました。

　当日は、約90人のお客様に来ていただきました。去年より作品数も増え、視聴環境が整った会場で、観客の皆様に作品をより楽しんでいただけました。

　意図したところで、笑い声、驚きの声があがったり、自分の作品を見入ってもらえたことは制作者としての冥利に尽きます。観客の生の反応を部員に実感してもらえる良い機会となりました。

　他のクラブとの合同制作や外国へ留学した際に現地でロケをするなど、それぞれの部員の色が濃い作品が並び、どれも遜色ない出来となりました。また、部員同士、お互いの作品を見ることで、効果的なカメラワークや演出など、自分に足りない見せ方を刺激し合って切磋琢磨することができました。

　客観的に自分の作品を見つめることで課題も見つかりました。音声処理などの細かい調整の大切さを再認識したり、役者との日程調整の難しさや、演技にこだわって撮り直したことによって時間オーバーとなり妥協してしまった点などです。

　映画は一人ではなくチームでつくるものです。人と人で協力してつくる難しさ、楽しさがあります。今後の社会生活、学校生活でもグループワーク等で部活で経験したチームワーク、忍耐力を活かしていけたらいいと思います。

　他にも中京シネマクラブでは、大学祭、芸文系クラブ発表会、コンクール、ネット投稿と様々な形で自主制作映画を公開しています。今後とも精力的に活動していきますので、中京シネマクラブをよろしくお願いします。

（中京シネマクラブ部長　文学部言語表現学科3年　柵木 智哉）

≪作品タイトル≫　作品名／監督

　ＣＭ
　Another Type／松村拓実　など
　オープニング

（1）Just Be Friends／伊藤悠也
（2）ミルクチョコ／小西達也
（3）黙々と絵を描いているだけですが／金原怜美
（4）彩りの部屋／石岡まり
（5）ダイヤのエース／平山敬太
（6）running man／水野幹太
（7）エル･イマジン／阪野祥子
（8）疾患／松本雅人
（9）追いかけるのは／久野彰子
（10）スーパーももかたん伝説／木村綾花
（11）スーパースター／吉川純平
（12）偽物／山崎陽平
（13）にゃるらこラジオ／柵木智哉

　エンディング