OB・OGと現役団員100人がステージ
混声合唱団の定期演奏会で顧問の中田先生労う

混声合唱団 混声合唱団

 

 2月15日、私たち混声合唱団は、三井住友海上しらかわホールにおいて、今年で通算45回目となる定期演奏会を開演しました。来場者数は508人で、席がほぼ埋まる、混声合唱団の定期演奏会史上でも大盛況と言える演奏会となりました。

混声合唱団

 昨年に引き続き4ステージ構成で、第1ステージは遠山素乃子・副指揮者の指揮で覚和歌子さんの「たましいのスケジュール」を熱唱、1曲目から万雷の拍手で始まりました。

 第2ステージも毎年恒例のアトラクションステージを行いました。今年は不思議なポットの妖精とそれに関わる人々の成長をおもしろおかしく描いたハートウォーミングコメディで、主人公の「車道チャリ男」を演じる小林太朗団員が話をするたびに笑いが起きました。

顧問の中田友一先生

 第3ステージは渡邊嵩仁・正指揮者の指揮で、「捧げる言葉」を歌い上げました。渡邊さんは、この曲集に特別な思い入れがあったとのことで、正指揮者らしい堂々とした指揮で曲集を彩りました。

 そして今年は顧問の中田友一先生がご退職を迎えるため、第4ステージを特別ステージ「中田友一退職記念ステージ」と称して、OB・OG現役団員合わせて100人が舞台に立ち、落葉松、河口など混声合唱団ではなじみの深い、思い出の曲を演奏しました。演奏会終了後は中田先生の謝恩会が開かれ、先生の33年間の顧問としての活動を労いました。ご来場いただいた梅村清英理事長、安村仁志副学長からもご挨拶を賜りました。

混声合唱団

 私自身が運営に関わり、福島県や広島県など、遠方から来られるOB・OGの方々と継続的に連絡を取り続けて公演を無事に終えることができました。大きな節目の公演として、指揮者や在団生の感じるプレッシャーは相当だったと思いますが、団員一同、大きな自信につながったのではないでしょうか。

 次の大きな節目は5年後、第50回です。私たち在団生は皆OB・OGとなり、その代を支える立場となります。中田先生の教えの通り、後輩をあたたかくサポートしていくことを肝に銘じ、50回目の記念定期演奏会を楽しみにしています。

 (経済学部3年 山岸 晃)

混声合唱団

 

 

2014/04/15

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